【ラグビー】早大が前回大会大敗の京産大にリベンジ 佐藤主将「去年の4年生のおかげ」

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2025年01月02日 19:53  日刊スポーツ

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早大対京産大 後半、トライを決める早大・池本(撮影・中島郁夫)

<ラグビー全国大学選手権:早稲田大31−19京都産業大>◇2日◇準決勝◇東京・国立競技場◇観衆2万7691人



5大会ぶり優勝を狙う早大(関東対抗戦1位)が、2大会ぶりの決勝に進んだ。前回大会の準々決勝で28−65と大敗した京産大(関西2位)に31−19でリベンジ。フッカー佐藤健次主将(4年=桐蔭学園)を中心に相手の強みであるスクラム、堅守で主導権を握った。帝京大(関東対抗戦2位)は明大(同3位)を34−26で退けて、4連覇に王手。決勝は13日、東京・秩父宮ラグビー場で行われる。


   ◇   ◇   ◇


マイクを握った佐藤が記者会見で切り出した。「今年だけの勝利じゃなく、去年の4年生のおかげで今日の勝利があります」。関東対抗戦を全勝で制しても、京産大への思いは強かった。今大会前からウエートトレーニング場には、前回大会で完敗して号泣する写真が貼られた。「フィジカルバトルで負けた。ウエートの時に思い出して『もっと頑張ろう』と思っていたら、本当に(4強に)京産が来た」。先輩の無念も背負い、接点で引かなかった。


掲げたテーマは「リゲイン・プライド」。誇りを取り戻す戦いとした。前半6分、中盤でのスクラム。勝負の生命線で相手が反則し、一気に自信が芽生えた。直後の7分に3年生ロックの栗田が縦を突いて先制トライ。同15分にもCTB福島が相手防御をこじ開けて続き、同24分には佐藤の右中間にできたスペースを使ったトライで流れに乗った。守っては前半無失点。先発に3人が並んだ留学生に対し「はじかれてもいいから、しっかりタックルに入ろう」と共有し、主将は「1人にしなかったのが良かった」と結束を実感した。


後半は主力をベンチに下げ、控えも緊張感ある舞台を経験できた。決勝の相手は帝京大。11月3日の関東対抗戦では48−17と快勝したが、佐藤は「向こうは戦い方、雰囲気に慣れている」と挑戦者の姿勢を崩さない。最後の壁を倒せば、日本一の時に解禁される第2部歌「荒ぶる」を歌える。歌うことの価値を問われ、日本代表の2年生FB矢崎は「それは…13日に分かりたいですね」と待ちわびた。取り戻したプライドを胸に、頂に立つ。【松本航】

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