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<ラグビー全国大学選手権:早稲田大31−19京都産業大>◇2日◇準決勝◇東京・国立競技場◇観衆2万7691人
5大会ぶりの頂点を目指す早大(関東対抗戦1位)が、2大会ぶりの決勝進出を決めた。
前回大会の準々決勝で28−65と大敗した京産大(関西2位)にリベンジ。13日の決勝は東京・秩父宮ラグビー場で、4連覇を目指す帝京大(関東対抗戦2位)と戦う。大田尾竜彦監督(42)は「前半から攻め込まれる場面も多かったが、スクラムでしっかりと反則せずに組み立ててくれた。ディフェンスが非常に良かった」と試合運びを評した。
関西から乗り込んだ強豪を返り討ちにした。
前半7分、勢いある連続攻撃からロック栗田文介(3年=千種)が先制トライ。同15分にはCTB福島秀法(3年=修猷館)がトライし、同24分に右中間のスペースを突いたフッカー佐藤健次主将(4年=桐蔭学園)のトライで主導権を握った。相手の強みのスクラムでも優位に立ち、前半を26−0で折り返した。
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後半に入っても自陣で粘り強く防御し、11分に左大外へBKが展開してWTB池本晴人(2年=早稲田実)がトライ。後半25分に最初のトライを許したが、流れを手渡さなかった。
決勝で対戦する帝京大には関東対抗戦(24年11月3日)の対戦で48−17と圧勝した。日本一の時のみに歌うことが許される第2部歌「荒ぶる」へ、盤石の試合運びで、あと1勝に迫った。【松本航】
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