前回からの続き。私はハルヒ。中学2年生の娘ミウを育てているシングルマザーです。ミウが私立の中学校に入学したことを知ると「うちと生活水準を合わせてほしかった」と図々しく言う元夫。それは無理だと伝えると「そちらは裕福なようだから養育費は支払わない」と言うのです。噂によると、元夫の奥さんの実家は客足が途絶え、跡を継ぐはずだった元夫は家から追い出されて現在アルバイトをしているとのこと。支払われない養育費に関しては「元夫は父親であることを放棄した」と考えるようにしました。
ある日知らない番号から電話がかかってきたと思ったら、相手は元夫の父親。突然の電話にとても驚きました。
用件は何か聞いてみると、「ミウに会わせてほしい」とのこと。今までそんなことは一度も言ってこなかったのに、どうして急に……?
元義父は「うちの孫でもあるんだから会う権利はあるはず」と主張していますが、それならこちらは養育費についての話し合いをさせてもらいたい! そう伝えたものの、向こうは自分の希望を主張するばかりで建設的な話し合いはできそうにありません。
元義父をはじめ元夫や元義母からも連絡がきましたが、ミウ本人が面会を拒否しているので話は平行線です。すると……。
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「電話を代わって」と言い、元夫と話しはじめたミウ。聞いていると、明日ファミレスで会う約束を取り付けているようです。
元夫が養育費を支払わなくなって1年後、今度はミウに執着をしはじめました。
今まで放っておいたのに何を今さら? 私の会社や父の会社にまで行く始末。
幸いにもミウの学校には来ていないようですが、担任の先生に事情を説明して、引き渡し等はしないようにお願いしました。
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私と元夫のやり取りを聞いて、ミウは私たちと一緒に父親(元夫)と会う選択をしました。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・Ponko 編集・海田あと
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