【箱根駅伝】進む高速化、1万メートル27分台選手の往路成績 トラックとロードの関連性いかに

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2025年01月02日 22:41  日刊スポーツ

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戸塚中継所に駆け込む東京国際大2区リチャード・エティーリ(撮影・宮地輝)

<第101回箱根駅伝>◇2025年1月2日◇往路◇東京−箱根(5区間107・5キロ)>



高速化が進む大学駅伝。今大会では、1万メートルの持ちタイム27分台の選手が過去最多20人に上る。往路にはそのうち15人が出走した。


エース区間の2区を走った選手は10人。持ちタイムトップの27分6秒88だったエティーリ(東京国際大)は、2区区間記録を塗り替えて区間賞を受賞。持ちタイム15位だった黒田朝日(青学大)も区間3位で区間新の好タイムをマークした。2区で区間1桁順位には、上記2人も含め5人が入った。


一方、1万メートル持ちタイム2位のキップケメイ(日大)や、同3位ムトゥク(山梨学院大)ら5人は2桁順位と振るわなかった。なお、日本人歴代最速で区間2位に入った吉田響(創価大)の持ちタイムは28分台だった。


1万メートルの持ちタイム27分台で唯一1区を走った吉居駿恭(中大)は区間賞。2人が出走した3区でも本間颯(中大)が区間賞、ムチーニ(創価大)が区間2位といずれも好走した。


4区出走者には当該選手がおらず、2人が走った5区は若林宏樹(青学大)が区間賞、斎藤将也(城西大)は区間3位と、特殊区間でも走力の高さを示した。


復路は9区に石塚陽士(早大)がエントリー。自己ベスト日本人最速の佐藤圭汰(駒大)も復路に投入が有力視される。


留学生の出場可能枠は各チーム1人のため、キピエゴ(山梨学院大)とベット(東京国際大)は今大会の出番がなくなった。

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