宗教を信じることは個人の自由だし、勧誘そのものは悪いことでは無い。ただ、だまし討ちのような誘い方や徹底して押し付けるような言動は、友人関係を危うくする。投稿を寄せた大阪府の60代女性は
「中学からの友人でしたが、子育てしていく中で困りごとを話していると、だんだん『〇〇教祖様に直接(相談)できるから行かないか』と誘うようになった。自分の子どもの進路も相談して決めたと話し、何度となく誘って来た」
と明かす。宗教の勧誘の始まりだった。(文:林加奈)
「次々宗教関係者が押し寄せてきました」
子育ての相談から宗教の勧誘を受けるとは夢にも思わなかっただろう。その後
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「最終的には(進路は)本人が決めると言っても『それは違う』と。このままではまずいと思い、しばらく放置していると年賀状さえ来なくなった」
と、結局は絶縁したことを明かした。考え方を尊重してもらえない時点で絶縁はやむを得なかったのかもしれない。
神奈川県の50代女性(事務・管理/年収400万円)も「あるあるだと思いますが、宗教を勧めて来たこと」と、友人と絶縁した理由を明かす。
「卒業後、久々に会いたいと連絡くれたので、待ち合わせのファミレスに行ったら次々宗教関係者が押し寄せてきました。必死に断りました」
その時は事なきを得たが、何年か経った後、また連絡があったという。
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「お互い子育てに専念していたので、まさかね……と思いましたが、またの勧誘。『宗教のお話はしないでね』とお願いしておいたのに、もう信じません。年賀状のやり取りすら、やめました」
久しぶりに連絡をくれるたびに、もう断った件の勧誘では、失望も大きかっただろう。両者とも年賀状のやりとりが無くなったことで、より友情の終わりを実感したようだ。
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