<第101回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根−東京(5区間109・6キロ)
負傷による長期離脱から復活した、駒澤大(駒大)のエース佐藤圭汰(3年)が7区(21・3キロ)で1時間0分43秒の区間新記録を樹立した。史上初の「0分台」。20年の明治大(明大)阿部弘輝による従来の区間記録を57秒も更新した。
昨年3月以来10カ月ぶりの実戦で、驚異の区間新。走り以外で注目されたのは「こめかみチタンテープ」だった。中継局のフラッシュインタビューでも、こめかみに円形テープが張られており、SNSで話題になった。
スポーツ関連商品を手がけるファイテン社の「パワーテープ」とみられ、同社の公式サイトによると「炭化チタン」が使用されており、筋肉のこりの緩和効果が期待される。首や腰、腕に張るよう推奨されているが、昨夏のパリ五輪(オリンピック)では、柔道女子48キロ級で日本勢の大会1号となる金メダルを獲得した角田夏実(SBC湘南美容クリニック)も、こめかみに円形テープを張っており、注目されていた。
当時の角田によると「頭の回転が速くなる」効果があるといい、高度な駆け引きを繰り広げる畳に上がる前に「いつも張っている。効果があると信じて」と説明していた。
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箱根駅伝では駒大5区の山川拓馬(3年)も同様に張っており、X(旧ツイッター)では「山川君がやってたことで話題になっていたこめかみチタンテープ 今大会は圭汰君も」「駒澤では『こめかみファイテン』が大ブーム!」「効果あるのかな? 箱根駅伝選手も使ってるし、今度試してみようかな」など興味を示す投稿が相次いだ。
同社の契約選手にはプロフィギュアスケーターの羽生結弦さんら多数のアスリートがいる。
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