日本製鉄によるアメリカの鉄鋼大手「USスチール」の買収計画をめぐり、バイデン大統領が現地時間の3日にも買収を認めるかどうかの判断を下し、公表すると、現地メディアが報道しました。
CBSテレビが2日に伝えたもので、バイデン氏はここ数日間、側近らと日本製鉄による買収を認めるべきか話し合い、ブリンケン国務長官とも協議したということです。
バイデン氏はこれまで、繰り返し、買収計画に否定的な考えを示していて、最終的な判断が注目されています。
CBSテレビによりますと、日本製鉄の買収計画を審査していた政府の「外国投資委員会」の中では、USTR=通商代表部のキャサリン・タイ代表が労働市場に与える影響を懸念して買収計画に反対しましたが、財務省や司法省、国務省などほかの政府機関からの反対は出なかったということです。
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