【高校ラグビー】東海大大阪仰星が東福岡破る 先制トライ1年米谷翔馬「小学生の時から仰星に」

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2025年01月03日 14:44  日刊スポーツ

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東海大大阪仰星対東福岡 東福岡に勝利し喜ぶ東海大大阪仰星の選手たち(撮影・前田充)

<全国高校ラグビー大会:東海大大阪仰星17−12東福岡>◇準々決勝◇3日◇大阪・花園ラグビー場



東海大大阪仰星が前回大会準優勝の東福岡を1トライ差で破り、3大会ぶりの4強入りを果たした。


前半3分に、1年生でNO8を務める米谷翔馬が先制トライ。その後、主導権を握り、計3トライで前半を0−17で折り返した。後半は無得点に終わり、相手ペースで2トライを許し5点差まで迫られるも、粘り強く守り、接戦を制した。


米谷は、「97回大会の優勝したときが印象に残っていて、自分も仰星で優勝したいなと思って、小学生の時から仰星に行きたいと思っていました」


幼いころから、望んでいた時間だ。「ずっと仰星が好きで、幼稚園児の時から試合を見に来ていた」と憧れを抱いていた同校の選手として躍動。「ずっと目標にしていたのでうれしい」と喜んだ。


1年生ながらNO8として活躍。「湯浅監督には思い切ってプレーしろ、と言われているので、学年関係なしで思い切ってプレーさせてもらっています」と明かし、監督や先輩たちに感謝。特に、SO吉田琉生(3年)について「琉生さんに出会ってすごく成長した。一緒に行くぞ、と言って励ましてくれるので、緊張せずに自分のやりたいプレーができる」と話した。


吉田は試合を「ベスト8でずっと負けていたので、この一戦にはすごくかけていた。勝ちきったことは1つの財産です」と振り返った。米谷について「コンタクトの部分で前に出てくれたので、やりやすくゲームメークができた」と感謝。「しっかり者で、やるべきことを全うしてハードワークをする選手です」と評価した。


米谷は、足首の負傷で途中交代したが「あさってに向けて自分のできることを徹底して治したい」と前を向いた。「やりきるだけだと思うので、応援してくださっている人やノーメンバーの人たちに優勝を届けられるように最高の準備をしたい」と気合十分だ。【塚本光】

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