アストン・ヴィラが、ドルトムントに所属しているオランダ代表FWドニエル・マレンの獲得を狙っているようだ。2日、イギリスメディア『アスレティック』や同『talkSPORT』などが伝えている。
現在25歳のマレンは、アヤックスやアーセナル、PSVの下部組織に所属した経歴を持ち、2018年2月にPSVでトップチームデビューを果たした。2021年7月にドルトムントに完全移籍し、ここまで公式戦131試合出場で39ゴール20アシストをマーク。また、2019年9月にはオランダ代表デビューも果たし、通算41試合出場で9ゴール8アシストを記録している。
そんなマレンは今シーズンここまで先発出場は10試合出場にとどまっているものの、公式戦20試合に出場し、5ゴール1アシストを記録しており、2026年6月30日までドルトムントとの契約を残しているが、今冬の移籍市場で移籍の可能性が浮上しているようだ。
今回の報道によると、現在プレミアリーグで9位、チャンピオンズリーグ(CL)で5位に位置し、攻撃陣の補強を画策しているアストン・ヴィラがマレンの獲得に興味を示している模様で、すでに1800万ユーロ(約29億円)に追加オプションを加えたオファーを提示して交渉を行っているという。
なお、ドルトムントとしては2500万ポンド(約49億円)ほどの移籍金を望んでおり、現時点では評価額を下回るオファーとなっているが、マレン自身がプレミアリーグでのプレーを望んでいることもあり、交渉の行方には注目が集まっている。