サラー、好調維持する今季の戦いに言及「今はただ勝ちたいという気持ちが強い」

　リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、今シーズンについてコメントした。3日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

　現在32歳のサラーは今シーズン、ここまでプレミアリーグで18試合出場17ゴール13アシストを記録し、アルネ・スロット監督就任1年目のチームを牽引。リヴァプールは1試合未消化ながら、2位のアーセナルに勝ち点差「6」をつけて首位を走っている。

　絶好調のサラーはタイトルの獲得も視野に入れる今シーズンの戦いについて「以前は個人の賞に対して熱狂していたけど、今ではもう多くのことを達成してきたから、そこまで心を動かされることはなくなった、もうそれが自分を駆り立てるものではないと思う」とコメント。また「今はただ勝ちたいという気持ちが強い。特に今年はUEFAチャンピオンズリーグよりも、プレミアリーグのタイトルが欲しい。プレミアリーグで優勝してチームの重要な一員であること、それが素晴らしいことだと感じている」と、タイトルへの思いを語った。

　今シーズンから共に戦う指揮官については「スロット監督と一緒に仕事をする前は、彼がこれほど優秀だとは思っていなかった。でも、一緒に働き始めて驚きは全くなくなったよ」と語り、「彼は細部に優れ、小さなことにも気を配り、間違いを犯したときにはエゴを持たない。そして戦術にも優れている。本当に素晴らしい監督だ」と信頼を示している。

　リヴァプールの次戦は5日、第20節マンチェスター・ユナイテッド戦をホームで迎える。