【箱根駅伝】準V駒大4年生は2区篠原のみ、ルーキーも好走「来年につながる」藤田監督たたえる

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2025年01月03日 22:18  日刊スポーツ

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戸塚中継所で選手たちに声をかける駒大・藤田監督(撮影・垰建太)

<第101回箱根駅伝>◇2025年1月3日◇復路◇箱根−東京(5区間109・6キロ)



往路4位からの巻き返しを狙った駒大は、10時間44分7秒で2年連続の2位だった。青学大に総合優勝は譲ったものの、復路5時間20分50秒は大会新記録を樹立。2大会ぶりの復路優勝で地力を示した。今季の3大駅伝は全て2位。来年の覇権奪還に挑む。


  ◇  ◇  ◇   


駒大の藤田敦史監督(48)は、選手たちを手放しでたたえた。「常々『転んでもただで起きてはいけない』という信念をもって厳しく練習してきた。選手たち自身がそれを体現してくれた」。2大会ぶり11度目の復路優勝。青学大の完全優勝を阻み、一矢報いる形となった。


9度目の頂点には届かなかったが、「来年の箱根につながる大きな成果」と未来への希望を描くレースだった。4位となった往路は、2区を務めた篠原主将を除く4人が下級生で、3区の谷中、4区の桑田は1年生。将来を見据えて起用したルーキーはそれぞれ区間6位、同4位と安定して好走した。さらに、新記録をマークした復路に至っては4年生は1人もいなかった。「しっかり結果を出してくれたが、悔しさもある。これを来年につなぐために戦っていきたい」と指揮官。箱根路で味わった歓喜と屈辱は全て、頂点への糧となる。

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