月の年金22万5000円「勧められるがまま株式投資していたが……」70歳男性が語る後悔と不安

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2025年01月04日 06:10  All About

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老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住70歳男性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住70歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:70歳男性
同居家族構成:本人、妻(68歳)
居住地:大阪府
リタイア前の雇用形態:会社役員
リタイア前の年収:1500万円
現在の資産:預貯金3000万円、リスク資産5000万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金40年

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万5000円
老齢厚生年金(厚生年金):16万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

配偶者の年金や収入:老齢年金6万5000円、企業年金12万円(年額)

「ギリギリの生活は確保できている」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「多いに越したことはないが、ギリギリの生活は確保できているから」と語っています。

ひと月の支出は約「25万〜30万円」。夫婦の年金だけでは「年に1〜2回足りない月がある」と回答されています。

「外食や旅行の回数を減らした」

年金で足りない支出については「貯蓄から引き出し」をして賄っているという投稿者。

現在は働いていないそうで、年金生活においては「外食や旅行の回数を減らしている」といい、節約を意識している様子です。

さらには「趣味をゴルフと釣りから登山と家庭菜園に変えた」とお金をかけずに楽しむ工夫をしているとのこと。

「株式投資で数千万円を失った」

現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「資産を増やそうと考えて、勧められるがまま株式投資していたが数千万円を失ってしまった。資産の運用にはもっと注意を払うべきだった」と後悔しているそうです。

今の生活で気掛かりなことについては「これまでに2回膀胱がんで手術を受けた。幸い早期だったため生き長らえているが、またがんに罹患し死んでしまうのでは」と不安を吐露します。

いっぽうで「身体が動くうちに何でも楽しんでおこうと思っている。これからも好きなことをして生きていきたい」とコメント。

老後の楽しみは「年に数回の家内との旅行。それと登山で地元の山岳会に入会してから健康になり、友達も増えた」と教えてくれました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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