少年ジャンプ+の読み切り作品を収録した単行本「読切集」が、本日1月4日に4冊同時発売された。単行本は「恋」「情」「生」「変」の4冊で、全20作品がそれぞれのジャンルに沿って5タイトルずつ収録された。
【画像】「読切集」全4冊の書影を見る(全4枚)少年ジャンプ+の10周年を記念して刊行される「読切集」。収録作品には、「タコピーの原罪」などで知られるタイザン5が少年ジャンプ+に初掲載した作品「キスしたい男」や公開から1週間の閲覧数が140万超えを記録した屋宜知宏「ヒトナー」などがラインナップされた。各単行本の収録タイトルは本文末に記載している。また単行本には収録作品作家による描き下ろしページを1ページずつ掲載。企画担当者は「読切集」の企画立ち上げに関して「読切作品は配信から1ヶ月も経つと、読者に見つけてもらいづらくなってしまうのが悔しく、『少年ジャンプ+にある過去の面白い読切を読者にもっと知ってもらいたい!』と思ったのが、本企画を立てたきっかけでした」とコメントした。
■ 企画担当者コメント
「少年ジャンプ+」には多彩な連載作品だけではなく、数多の面白い読切作品があります。ただ、読切作品は配信から1ヶ月も経つと、読者に見つけてもらいづらくなってしまうのが悔しく、「少年ジャンプ+にある過去の面白い読切を読者にもっと知ってもらいたい!」と思ったのが、本企画を立てたきっかけでした。今回は「少年ジャンプ+」の10年間で掲載された読切の中から20作品を選出し、ジャンル別にまとめてみたのですが、同じジャンルでも全く違う読み味が楽しめるところに改めて「マンガ」の面白さを感じました。カバーデザインは「複数作家さんの読切作品を収録して1冊のコミックスにする」という「少年ジャンプ+」史上初の試みだからこそできるデザインになっており、本棚に並べておきたくなること間違いなしです。収録作品はもちろんですが、『読切集』発売に合わせて収録作品の作家さんに描いていただいた「描き下ろしページ」もかなり面白く読み応えがあるので、是非お手に取ってご覧ください!
■ 「読切集」収録タイトル
□ 「恋」
「キスしたい男」タイザン5
「ママごめん、私コロナ禍にホスト通ってる。」朝賀庵
「心中」増渕ウナム、矢薙
「愛を食らわば皿まで」ナジ
「うつろうカノジョたち」大豆田
□ 「情」
「正しくない先輩」四ツ谷壇、読谷あかね
「言葉は水滴みたいに」黒川明
「なんにもない、なんでもない」藤野ハルマ
「勇者ご一行の帰り道」平野稜二
「静と弁慶」三木有
□ 「生」
「にくをはぐ」遠田おと
「16歳の身体地図」モリエサトシ
「打ち切られ漫画家、同人イベントへ行く。」澄ヒビト
「ミーシア」吉野マト
「だめっ子みーちゃん」棉きのし
□ 「変」
「生贄ちゃん生還せよ」喜多川ねりま
「BLACK -THE STORY OF MONSTER SYNDROME-」○
「シンプルイズベスト」ワートン
「みことはこ」天願真太郎
「ヒトナー」屋宜知宏