ご褒美に食べていたクレープも!大谷翔平“岩手県花巻市&奥州市”聖地巡礼リスト

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2025年01月04日 11:10  web女性自身

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「2024年9月に、ドジャースの地元紙ロサンゼルス・タイムズで、うちの店が紹介されたこともあり、毎日のようにアメリカから観光客がやってきて、大谷選手のグッズを拝むように見ています」



そう語るのは岩手県奥州市にある美容室「シームス ヘアーアンドスパ」のオーナー菅野広宣さん。



大谷翔平選手(30)の花巻東高校時代からのファンで、店内には1000万円以上かけて集めたユニホームや帽子など大谷選手のグッズが約300点所狭しとばかりに陳列されている。



メジャー史上初となる「50-50」(50本塁打・50盗塁)を達成するなど数々の記録を樹立し、3度目のMVPを獲得した大谷選手。



LAドジャースの「世界一」に大きく貢献した彼の原点は人口約11万人の奥州市だ。



そんな世界のスーパースターの故郷では“聖地巡礼ツアー”と称して、大谷選手のゆかりの地をたどる旅行者が増えているという。



前出の菅野さんが語る。



「あまりに多くの方が来られるので、グッズ見学は完全予約制にしました。見学された方は等身大のパネルと記念撮影できますが、みなさん喜んでくれています。



見学は無料です。大谷選手の故郷を汚さないため、彼の名前を使って商売したくありませんからね。ぜひ奥州市を訪れてみてください」



そこで本誌記者も小雪がちらつく聖地を巡ってみた。



東京から新幹線で2時間20分。たどり着いた奥州市の玄関口・JR水沢江刺駅はまさに大谷選手一色。駅構内にある「南岩手交流プラザ」では、直筆サイン入りのグッズから、地元紙の号外などが展示されている。



奥州市役所も聖地巡礼には欠かせないスポットのひとつ。



「今年6月に、大谷選手をデザインに起用した伊藤園の自動販売機の設置に合わせて特設コーナーを作りました。



とくに、本人から3Dスキャナで型をとって南部鉄器の技術で作られた握手像は、上のモニターで流れる動画に合わせれば疑似握手ができると人気。



観光バスでいらした旅行者も『大谷君と握手できた!』と喜んで帰っていきます」(生涯学習スポーツ課)



大谷グッズを見ていた奥州市在住の70代の女性がこう語る。



「岩手県の冬は寒風が強くて沈んだ気持ちになりがちです。



地元出身の有名人といえば政治家の小沢一郎さんでしたが、大谷選手の活躍がさらに町を明るくしてくれました。



とくに子どもたちがどこにいても世界とつながれるんだと思えることがなによりです」



大谷選手の母校には“偉大な先輩”の活躍を伝える看板が。中学の通学路には「進化が止まらない大谷選手! 君ならできる! 南中生!」といった横断幕が。



大谷選手が小学校5年生から中学生まで通っていた「前沢バッティングセンター」は、当時のまま今も営業している。



「大谷選手が使っていたのは左右で低速から高速までランダムにボールが飛んでくる実戦モードを搭載した4番ゲージ。150キロの豪速球も当時から打っていました。



大谷選手はおとなしくて、目立つ子どもではありませんでした。



最近はアメリカから訪れるお客さんも。ここから世界一のスターが育ったのはうれしいですね」(オーナーの小林長男さん)



記者も大谷少年が立った打席で挑戦してみたが、緩急が激しく10球(100円)で1球しかバットに当てられなかった。





■ご褒美のクレープはレシピを引き継ぎ再現



奥州市から足をのばして、大谷選手が高校時代を過ごした花巻市に立ち寄る“巡礼者”も多い。



大谷選手の母校は、メジャーリーガー菊池雄星選手(33・LAエンゼルス)を輩出した甲子園常連の花巻東高等学校。



「市内にある日居城野運動公園の中、花巻東高校のグラウンドバックネット裏には、2021年に大谷選手と菊池選手がMLBオールスターゲームに同時選出された記念に2人の手形を飾ったモニュメントが設置されました。



2024年4月には、大谷選手の2023年シーズンMVPとホームラン王を記念して設置したモニュメントが加わっています。



高校の敷地内に立ち入らなければ誰でも見学可能です。自分の手と実際に比べてみてください」(花巻市観光協会)


高校では寮生活で野球づけの毎日だった大谷選手だが、ひそかな楽しみがあったという。



「大谷選手は中学生のときに入っていた一関リトルシニアでの練習後は、かならずシュークリームやエクレアを買って食べていた甘党。



高校時代は体作りのため毎食10杯の白米がノルマでしたが、それとは“別バラ”で、同級生に頼んでクリームたっぷりのクレープを練習後のご褒美として寮で食べていました」(地元紙記者)



そのクレープと同じ味が楽しめるのが地元民に愛される「マルカンビル大食堂」だ。



「大谷選手が試合に勝ったときのご褒美として食べていたのは市内の商業施設にあったフードコートのチョコバナナクレープ。



そのフードコートが閉店したため、レシピを引き継いで再現。



ありがたいことにとても人気があり、冷凍で販売しています」(運営する上町家守舎の三上那苗さん)



この冬の旅は、大谷選手との距離がグーッと近くなる、聖地巡礼をしてみてはいかがだろう。

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