『ババンババンバンバンパイア』©2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 ©奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022 2025年に公開される映画において、“漫画”を原作とした作品から、シネマカフェ注目の10作品をご紹介!
『ババンババンバンバンパイア』(2月14日公開)
老舗銭湯の住み込みバイト・森蘭丸(吉沢亮)の正体は、450歳の吸血鬼。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求め、銭湯の一人息子・李仁(板垣李光人)の童貞を守り続けている。ところが、李仁が同じクラスの女の子に一目ぼれしてしまい――。
「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載中の奥嶋ひろまさの同名漫画の映画化。森蘭丸、李仁のほかにも、原菜乃華が演じる李仁の初恋相手・葵、眞栄田郷敦扮する蘭丸の兄・森長可、満島真之介扮する高校教師/バンパイアハンターの坂本梅太郎など、超個性的なメンバーが揃う。
『劇場版 トリリオンゲーム』(2月14日公開)
天性の人たらしで口八丁な“世界を覆すハッタリ男”のハル(目黒蓮)と、気弱だが心優しい“凄腕エンジニア”のガク(佐野勇斗)が、「1兆ドルを稼ぐ」ために再び動き出す。2016年にIR整備推進法案、通称「カジノ法案」が成立。莫大な利益を生む夢とロマンを秘めた新事業に目を付けたハルは、未だ誰も成しえていない「日本初のカジノリゾート」開発に挑む――。
「マンガ大賞2022」ノミネート&「第69回小学館漫画賞」受賞の人気漫画「トリリオンゲーム」(原作:稲垣理一郎 作画:池上遼一)。昨年7月期には連続ドラマ化され、続いて劇場版が公開される。今田美桜、福本莉子、吉川晃司らお馴染みメンバーも続投し、稲垣氏の監修のもと、完全オリジナルストーリーが展開される。
『お嬢と番犬くん』(3月14日公開)
瀬名垣組組長である祖父のもとで育った瀬名垣一咲(福本莉子)は、高校入学を機に「今度こそヤクザの孫であることを隠して、普通の友達を作り恋をする!」と決意。ところが、組の若頭で一咲の世話役でもある宇藤啓弥(ジェシー)が、同じ高校に裏口入学&ボディガードとしてついてきて――。
2018年より「別冊フレンド」(講談社)にて連載が始まり、TVアニメ化もされた、はつはるの同名漫画の実写化。普通の青春と恋をすることを固く心に決めた極道の孫娘と、若頭との恋愛模様を描く溺愛ロマンティックコメディ。
『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』(前編:3月20日/後編:5月1日公開)
麗奈(Kōki,)は、地味で冴えない容姿から学校でいじめられ、不登校に。しかし、メイクと出会い、大変身を遂げた。完璧な人生を再スタート…と意気込むが、同じクラスの俊(渡邊圭祐)にすっぴんの秘密を見抜かれ――。
韓国発のWEB漫画「女神降臨」が、2部作構成で実写映画化。本編全223話の長期連載された原作をベースに、日本オリジナルの要素を入れ、メイクで人生を切り開いた麗奈が、高校生から大人になるまでの恋と夢を追いかける、9年間の物語を描き切る。
『山田くんとLv999の恋をする』(3月28日公開)
彼氏に振られたばかりの大学生・茜(山下美月)がネトゲで出会ったのは、超塩対応の高校生プロゲーマー・山田(作間龍斗)。無愛想で冷たいやつだと思っていた山田は、実は“最強ギャップ男子”。いつもは超塩なのに、ふとしたときに垣間見える無自覚な優しさに少しずつ惹かれ――。
マンガアプリ「GANMA!」にて連載中の同名作品が原作。「第13回ananマンガ大賞」大賞、めちゃコミック「第3回 みんなの推し恋愛マンガ大賞」大賞・書店員賞・キャラクター賞<少し離れて眺めていたい王子様部門>などを受賞。昨年はTVアニメ化もされ、ファンが急増した。
『ネムルバカ』(春公開予定)
石黒正数の同名青春漫画が原作。「大学生」という不思議なひとときを過ごす若者たちを描いた物語で、緩くて何気ない日常を、笑いを交え魅力的に活写しながらも、夢を追う者と違う道を選ぶ者、友情と別れが展開されている。
監督は、『ベイビーわるきゅーれ』の阪元裕吾。W主演の久保史緒里(乃木坂46)と平祐奈が、女子寮の同じ部屋に住む後輩・入巣柚実と先輩・鯨井ルカを演じているほか、綱啓永、樋口幸平らも出演。
『見える子ちゃん』(初夏公開予定)
突然、霊が見えるようになった女子高生・四谷みこ(原菜乃華)は、それらを「無視する」ことを決める。もし、霊たちに見えていると悟られれば、と恐怖に怯えながら、ひたすら平静を装ってスルーし続けるが、親友にまで霊の影が忍び寄り――。
原作は、泉朝樹による同名人気ホラーコメディ漫画。2018年に「ComicWalker」(KADOKAWA)で連載開始、国内外で多くのファンを獲得している。
『隣のステラ』(夏公開予定)
幼なじみの千明と昴は、一番の仲良しだったが、昴が芸能界にスカウトされ、若手の売れっ子モデルとなり、彼の周りにはいつも人が集まっていくように。千明は昴をサポートし、一定の距離感を保つものの、幼いころから抱いていた彼への思いを止められずにいた。昴に思いを伝えたが、玉砕。この日から2人はすれ違っていく――。
「別冊フレンド」(講談社)で連載中の餡蜜による切ない超王道ラブストーリーが、ごくごく普通の女子高生・天野千明役に福本莉子、若手俳優兼モデル・柊木昴役に八木勇征を迎えて映画化。
『九龍ジェネリックロマンス』(2025年公開予定)
「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載中の眉月じゅん(「恋は雨上がりのように」)の同名漫画が、実写映画化。九龍の不動産屋で働く、職場の先輩・工藤発に淡い恋心を抱く鯨井令子は、工藤に過去、自分と瓜二つの婚約者がいたことを知る。失くした記憶、もう1人の自分の正体、そして九龍の街に隠された巨大な秘密――と、過去・現在・未来が交錯する中、恋が秘密を解き明かすミステリー・ラブロマンス。
本作で初共演となる吉岡里帆と水上恒司が、鯨井令子と工藤発をそれぞれ演じ、W主演する。なお、白石晴香・杉田智和出演でTVアニメ化も決定している。
Netflix映画『10DANCE』(2025年配信予定)
ラテンダンスの日本チャンピオン・鈴木信也(竹内涼真)と、スタンダードダンスの日本チャンピオンで世界2位の記録をもつ杉木信也(町田啓太)。ある日、杉木から「<10ダンス>でチャンピオンを共に目指そう」と突然誘いを受け、性格も何もかも正反対な2人はぶつかりながらも、日々レッスンを重ねるなかで互いに切磋琢磨し、徐々に距離を縮めていく――。
原作は、男性2人のダンスに懸ける情熱、闘志、対抗心、そして苦悩や嫉妬を描いた、井上佐藤の「10DANCE」(講談社「ヤングマガジン」連載)。『るろうに剣心』シリーズの大友啓史が監督し、竹内涼真と町田啓太を主演に迎え、Netflix企画・製作により映画化。
“10ダンス”とは、ラテン5種とスタンダード5種の両方を極めたダンサーたちが、全10種類のダンスで競い合う競技ダンスのことだ。
(シネマカフェ編集部)