【バスケ】スーパー高校生、瀬川琉久がB1千葉J入団 河村ルートでのNBA入り目指す

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2025年01月04日 13:40  日刊スポーツ

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Bリーグ1部(B1)千葉ジェッツへの入団を発表した京都・東山高の瀬川琉久(撮影・沢田啓太郎)

バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)千葉Jに加入する瀬川琉久(りく、18=京都・東山高)が4日、ららアリーナ東京ベイで入団会見を行った。


22歳以下の特別指定選手枠でのプロ契約。高校から直接、プロを選んだ理由について瀬川は「最初の目標であるロサンゼルスオリンピック出場には、1秒でも早くプロになることが近道と考えた」と説明。「河村勇輝選手のように五輪で活躍してNBAからオファーをもらいたい」と将来的な海外挑戦にも言及した。


瀬川は世代ナンバーワンのポイントガードで、昨夏には東山を全国高校総体(インターハイ)優勝に導いた。ウインターカップ(全国高校選手権)では4強。身長184センチの司令塔はハンドリング能力やジャンプシュートの精度に定評がある。世代別日本代表でも主力として活躍し、昨秋のU18アジアカップではベスト8進出に貢献した。


千葉Jの池内勇太GMは中学生のころから瀬川に注目し、高校や実家に通い詰めて口説き落とした。「育成プランを熱弁させていただきました。次世代のエースとしてだけではなく、海外挑戦もサポートしていきたい」。グリズリーズの河村勇輝がBリーグを経由してNBAでプレーしている例などを挙げ、瀬川の心を動かした。


ただ、千葉Jは富樫勇樹や渡辺雄太らトッププレーヤーが多く在籍し、いきなり出場機会を多く獲得するのは難しい。それでも瀬川は「プレータイムよりも、日本のトップレベルの方々がそろっている環境の中で、いろんなことを吸収していきたい気持ちの方が強い」と話した。


背番号は5に決まった。「東山で3年間背負った番号で、自分には縁のある数字です」。早ければ28年秋のNBA入りを目指し、プロとしての1歩を踏み出す。


◆瀬川琉久(せがわ・りく)2006年(平18)8月14日生まれ、兵庫県出身。小学1年からバスケを始める。神戸市立本山南中で全国大会優勝。東山高では1年から主力として活躍し、24年夏には全国高校総体(インターハイ)制覇に導いた。同年秋のU18アジアカップでは司令塔として8強入りに貢献。ポジションはポイントガード。184センチ、80キロ

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