全国高校ラグビー大会の準決勝が5日に大阪・花園ラグビー場で行われる。
5大会ぶりに4強入りした常翔学園(大阪第3)は4日、大阪市内の自校グラウンドで前日調整した。
常翔学園フィフティーンは、和気あいあいとした雰囲気で攻撃の確認をするなど軽めの調整。リカバリーを重視した内容で宿舎へ戻った。
主将のNO8井本章介(3年)は7点差で勝利した天理(奈良)との3回戦、5点差で競り勝った大分東明(大分)との準々決勝で自信を深めた。「最後の最後、ゴール前で我慢して得点を取られなかったっていうのが自信につながっている。最後の粘り強さは強みにできたらいい」。接戦が予想される東海大大阪仰星(大阪第2)との“大阪対決”でもここまで見せている粘りで勝利を引き寄せる考えを口にした。
白木繁之監督(36)はチーム状態の良さを強調。「チームの雰囲気は本当に最高。みんな元気でコンディションも万全なので、あとは力を出すだけ。相手をリスペクトして、全力でぶつかります」と話し、優勝した12年度大会以来、12大会ぶりとなる決勝進出に自信を見せた。【永田淳】
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