<ラグビー・リーグワン1部:東京SG30−30トヨタ>◇第3節◇4日◇東京・味の素スタジアム◇観衆1万5914人
大型補強を敢行したトヨタヴェルブリッツ(トヨタ)と、昨季3位の東京サントリーサンゴリアス(東京SG)が、ともに開幕3戦白星なしとなった。
シーソーゲームを繰り広げながら、引き分け決着となった。
トヨタは0−7の前半17分、埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉)から新加入のSO松田力也(30)がPG成功。3−7の23分にはフッカー彦坂圭克(33)のトライで逆転した。
前半を8−14で折り返したが、後半5分に元ニュージーランド代表SHアーロン・スミス(36)のトライで逆転。再びリードを許す展開となったが、15−17の11分に東芝ブレイブルーパス東京から加入したCTBニコラス・マクカラン(28)のトライで再逆転した。
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22−17と主導権を握ったものの、後半12分に相手WTB尾崎晟也(29)に同点トライを許し、SO高本幹也(23)のゴールで勝ち越された。25−30の後半37分に途中出場のBKマット・マッガーン(31)が同点トライ。だが、SO松田が勝ち越しを狙ったゴールは外れ、44分に自陣からFBティアーン・ファルコン(27)が蹴り込んだPKは、手前で落ちて決勝点をつかめなかった。
トヨタは開幕前にSO松田、CTBマクカラン、ロックでスコットランド代表79キャップを誇る身長208センチのリッチー・グレイ(35)らを補強。ニュージーランド代表「オールブラックス」を15年W杯イングランド大会優勝に導いたスティーブ・ハンセン氏(65)がヘッドコーチ(HC)に就任し、昨季7位からの浮上を誓ってきた。
一方の東京SGは小野晃征新HCが強化を進め、開幕3戦目での初勝利を目指していた。
次節はトヨタが11日に岐阜メモリアルセンター長良川競技場でリコーブラックラムズ東京(BR東京)戦、東京SGは12日に東京・秩父宮ラグビー場でクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)戦に臨む。
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