全国高校ラグビー大会準決勝は5日に、大阪・花園ラグビー場で行われる。
2連覇のかかる桐蔭学園(神奈川)は4日、大阪市内で前日調整。約2時間汗を流し、国学院栃木戦に備えた。
3日の準々決勝では、今季無敗の大阪桐蔭(大阪第1)に26−14で勝利。前半冒頭に2トライを献上したものの逆転で勝利を収め、フランカー申驥世主将(3年)は「体の疲れはあるけど、昨日の勝ちが自信につながっている」と2度目の連覇へ手応え。
今季2戦2敗だった強敵を倒して優勝へ大きく前進したが「強い相手に勝った後は一番気が緩みやすいので、明日が一番危ない。トーナメントは先を見たら負けるので、次の試合にだけ集中する」と引き締めた。
準決勝は、鉄壁の守備を強みとする国学院栃木との関東対決となる。藤原秀之監督(56)は「(守備が)堅いですね。どうやって点数をとろうか」と頭を悩ませ「1対1のところ、基礎がここから出てくる。次が一番難しい試合になると思う」と警戒した。【竹本穂乃加】
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