内定先の川崎F本拠地で痛恨PK失敗も…静岡学園“主将”DF野田裕人「自分はこんなものじゃないと見せたい」

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2025年01月04日 21:44  サッカーキング

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静岡学園DF野田裕人[写真]=金田慎平
 第103回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が4日に行われ、静岡学園(静岡)は東福岡(福岡)にPK戦の末に敗れ、ベスト8敗退という結果に終わった。試合後、静岡学園のキャプテンDF野田裕人がメディア取材に応じた。

 静岡学園は試合を通して一方的に相手陣内で攻め込む展開を作ったが、守備を徹底して固めてきた東福岡のゴールを最後までこじ開けることができず、スコアレスのまま80分間を終えた。そして、PK戦では静岡学園の4人目のキッカーを務めたDF野田が失敗。東福岡の5人目も枠を外したが、6人目で静岡学園が失敗、東福岡が成功し、決着がついた。

 自身が決めきれなかったPK戦で敗れ、大会を去ることになった野田は、「自分がPKを外して負けたので、まずは申し訳ない気持ちはあります」と試合後に率直な気持ちを吐露し、「冷静に蹴ったつもりですけど…。浮いてしまいました」と言葉をつまらせながら振り返った。

 ただ、悔しさを滲ませながらも、しっかりと前を見て、「終わってしまったことなので、切り替えないといけないですし、下を向き続けても仲間に対して本当に失礼だと思うので、これを前向きに、活躍する姿で、チームメイトを元気づけられたらなと思います」と、言葉に力を込めた。

 高校卒業後は川崎フロンターレへの加入が内定している野田。今後のホームスタジアムとなる『Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu』で苦い経験を味わうことになったが、「静学を応援してくださる方々、川崎フロンターレを応援してくださる方々も来ていただいたなかで、こういう悔しい姿を見せてしまったので、『印象を変える』ではないですが、このピッチで『自分はこんなものじゃない』と見せるために頑張っていきたいです」と、新シーズンに向けた意気込みを語った。


【ハイライト動画】静岡学園 vs 東福岡




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