復調狙うマンCが10月以来の連勝達成! ハーランドなど攻撃陣躍動でウェストハムに4発快勝

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2025年01月05日 02:46  サッカーキング

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勝利を収めたマンチェスター・シティ [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第20節が4日に行われ、マンチェスター・シティとウェストハムが対戦した。

 ここまで19試合を消化したリーグ戦で9勝4分6敗を記録し、勝ち点「32」の暫定6位につけているマンチェスター・シティ。昨季に前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成した同クラブだったが、今季は10月下旬より急激に成績を落とし始めてしまう。それでも5試合未勝利のなかで迎えた前節レスター戦は2−0で白星獲得。連勝をかけて臨む今節は、ホームで暫定13位のウェストハムと対戦する。

 試合は、立ち上がりの10分にマンチェスター・シティがスコアを動かす。左サイドに張るサヴィーニョへとボールがわたり、縦へのドリブルからボックス内にクロス。一度は相手にクリアされたものの、ペナルティエリア左角でケヴィン・デ・ブライネが跳ね返りを回収する。ベルナルド・シウバを経由して再びサヴィーニョにパスが繋がり、左足で送ったクロスがヴラディミール・ツォウファルへ当たってゴールイン。オウンゴールでホームチームが先制した。

 コンディションの良さをうかがわせるマンチェスター・シティは、以降もゲームの主導権を掌握。32分にはデ・ブライネのスルーパスにアーリング・ハーランドが反応する。ボックス内でのキープから横パスを出すと、走り込んできたB・シウバがダイレクトでシュート。38分にはサヴィーニョの折り返しからリコ・ルイスが強烈なミドルシュートをお見舞いするが、いずれもGKアルフォンス・アレオラに防がれてしまう。

 そんななか、前半終了間際の42分にマンチェスター・シティが追加点を奪う。ゴールキックからのビルドアップで前進し、細かくパスを繋いでウェストハムのプレスを打開。ハーランドからボールを受けたフィル・フォーデンが左サイドのサヴィーニョに大きく展開する。スピードを生かしたドリブルでマーカーを突破すると、左足でアーリークロスを供給。ファーに入れたクロスをハーランドが頭で叩き込み、マンチェスター・シティがリードを広げた。

 さらに55分、自陣でマヌエル・アカンジが軽く持ち運びながら縦パス。ハーフライン付近でパスを受けたサヴィーニョが加速しながらバイタルエリアへと侵入する。前線のハーランドが斜めに動き出し、マーカーとのコンタクトを制しながらスルーパスをトラップ。最後は柔らかく浮かせたシュートを流し込み、大きな3点目をマークした。

 その3分後には、自陣深くでボールを繋ぐウェストハムに対してマンチェスター・シティが前線からプレス。モハメド・クドゥスが中央へと送ったパスがミスとなり、ボックス手前のデ・ブライネにボールがわたる。右脇にサポートしたフォーデンにラストパスが入ると、確実に沈めて4点目を奪取。マンチェスター・シティが圧巻のゴールショーを披露する。

 一方のウェストハムも、71分にセンターサークル近辺でボールを受けたエドソン・アルバレスがスルーパス。トマーシュ・ソウチェクが左からグラウンダーのクロスを蹴り入れ、ニクラス・フュルクルクが押し込み1点を返す。しかし、その後はスコアが動かず試合は終了。マンチェスター・シティが4−1でウェストハムを下した。次節は14日に行われ、マンチェスター・シティはアウェイでブレントフォードと対戦。ウェストハムはホームでフルアムと対戦する。

【スコア】
マンチェスター・シティ 4−1 ウェストハム

【得点者】
1−0 10分 オウンゴール(マンチェスター・シティ)
2−0 42分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
3−0 55分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
4−0 58分 フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
4−1 71分 ニクラス・フュルクルク(ウェストハム)

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