日本の海からコンブが消える?身近な海に何が起きている? 自然と人の関係を問いかける海藻ドキュメンタリー映画

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2025年01月05日 10:10  OVO [オーヴォ]

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日本の海からコンブが消える?身近な海に何が起きている? 自然と人の関係を問いかける海藻ドキュメンタリー映画





 海の生命を育む“海藻の森”がここ数年、全国各地の海で砂漠化し、海の生態系全体の存続が危ぶまれている。気候変動が刻々と進む今、私たちは“どんな未来”を次の世代に手渡してゆくのか。海とゆかりのなかった1人の映画監督が、何かに突き動かされるように日本列島の沿岸部に足を運び、そこに住む子どもたち、漁師、研究者と語り合った。一般社団法人映像文化革新機構(通称:one’s・東京) は、海藻ドキュメンタリー映画『ここにいる、生きている。〜消えゆく海藻の森に導かれて〜』を、アップリンク吉祥寺ほか全国で2025年1月10日(金)から配給する。




 地球規模で急速に進行しつつある気候変動に対して、今を生きる私たちがどうアクションしていくべきかを問いかけるドキュメンタリー。監督・撮影・編集・ナレーションは、映像作家の長谷川友美さん。1982年生まれ、東京出身。日本大学芸術学部で映画制作を専攻した。2021年、ドキュメンタリー映画「The Taste of Nature 世界で⼀番美味しいチョコレートの作り方」で初めて監督を務め、カナダのPRPLForkFest映画祭で最優秀賞長編ドキュメンタリー賞を受賞。2021年東京国際映画祭でも公式上映された。今作が監督2作目。一児の母。




 長谷川さんは、「身近な海に起きている大きな変化を知ったことがきっかけで、今回の旅が始まりました。今まで全く海と関わりのなかった私が、何かに導かれるように日本各地をめぐり、海に潜り、たくさんの人たちと出会いました。2年間の制作期間を経て心から思うのは、この世界はまだとても美しく、人々はとても温かく、たくさんの可能性が残されているということです。私たちは自然の一部であり、歴史の一部であり、答えのない未来を共に作り上げていく仲間でもあります。この映画が皆さんの未来の選択に少しでもお役に立てたら、こんなに幸せなことはありません」とのメッセージを寄せている。





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