敵将からは「明らか」と指摘も…アルテタ監督はPK判定に納得できず「見たことがない」

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2025年01月05日 15:05  サッカーキング

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PK判定に注目が集まっているブライトンとアーセナルの一戦 [写真]=Getty Images
 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、PK判定への不満を口にした。4日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグ第20節が4日に行われ、アーセナルはブライトンと対戦。16分にイーサン・ヌワネリのゴールで先制したものの、61分にPKからジョアン・ペドロに同点弾を許し、1−1のドローに終わっていた。

 話題となっているのは同点弾を決められたPKの場面。ペナルティエリア内で粘ったジョアン・ペドロが、ボールを頭で触ったところに横からウィリアン・サリバに頭突きされる形となり、ブライトンにPKが与えられていた。

 しかし、アルテタ監督は試合後、「私はこれまでの人生でこのような判定を見たことがない。サリバはボールに触れていた。明らかにPKではない」と判定への不満を強調した。

「この試合の判定は非常に残念だ。私はキャリアでこのような判定を見たことがない。選手たちにも聞いたが、誰も見たことがなかった。この出来事、その距離、選手、ジョアン・ペドロがボールに触れ、サリバがボールに触れたことを見れば、そこに接触があったことがわかるだろう」

 また、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によって判定は覆されるべきだったかと聞かれたアルテタ監督は「確認はしたけど、3秒後にすでに確認は終わっていると言われた。早すぎると思う」と語った。

 一方、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督もこの場面について意見を求められると、イギリスメディア『BBC』で「明らかなPKだったと思う。頭同士の接触だったけど、他の体の部分であれば、誰もがPKだと言うだろう。ジョアン・ペドロが頭でボールを突いた後に、遅れてサリバが来た。明らかにPKだと思うよ」とアルテタ監督の主張を否定した。

 また、『スカイスポーツ』で解説を務めている元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏も「サリバは混乱に巻き込まれていたが、その後はボールを奪おうと頭を突き出した反応に過ぎない。混沌としていて、普段アーセナルに見られるプレーではない。それがPKか? 間違いなくそうだ。接触は見てわかるからね」とヒュルツェラー監督同様に判定が正しかったと振り返っている。


【ハイライト動画】ブライトンvsアーセナル


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