【高校ラグビー】白熱の大阪対決は東海大大阪仰星に軍配 29−26で3大会ぶり決勝進出

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2025年01月05日 15:51  日刊スポーツ

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東海大大阪仰星対常翔学園 前半、モールで押し込む東海大大阪仰星フィフティーン(撮影・石井愛子)

<全国高校ラグビー大会:東海大大阪仰星29−26常翔学園>◇準決勝◇5日◇大阪・花園ラグビー場



東海大大阪仰星(大阪第2)が常翔学園(大阪第3)との大阪対決を制し、3大会ぶり9度目の決勝進出を決めた。


前半は一進一退の攻防。前半6分にラインアウトモールから東海大大阪仰星フッカー浜田素良(3年)が押し込んで先制するも、同13分には常翔学園WTB藤間悠太(3年)が右を破って同点トライ。同22分に東海大大阪仰星が再び浜田のトライで勝ち越したが、同30分の場面では常翔学園が粘りのディフェンスで追加点を許さなかった。


後半も互いに1歩も引かない戦いが続いた。東海大大阪仰星が後半5分にSO吉田琉生(るい、3年)のトライで17−5とリードを広げるも、同13分には常翔学園もゴール前で得意のスクラムからフッカー矢富蓮(3年)がトライ。17−12と追い上げた。


東海大大阪仰星が同17分と20分に連続トライを決めて勝負あったかと思われたが、常翔学園も同29分とロスタイムにトライを決めて3点差まで迫る白熱の展開。会場をわかせたが、最後は東海大大阪仰星が逃げ切り、12大会ぶりのファイナルを狙った常翔学園を退けた。


7度目Vへあと1勝とした東海大大阪仰星は、7日の決勝で桐蔭学園(神奈川)と対戦する。【永田淳】

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