<ラグビー・リーグワン1部:BL東京32−26神戸>◇第3節◇5日◇東京・味の素スタジアム◇観衆9605人
コベルコ神戸スティーラーズ(神戸)が2連勝を逃した。
昨季王者の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)に26−32で競り負けた。元オーストラリア代表ヘッドコーチ(HC)で就任2季目のデイブ・レニーHC(61)は「フラストレーションがたまる試合だった。一番残念だったのは、前半のスタートの部分。昨季のチャンピオンチームに自分たちのパフォーマンスを出せなければ、結果はついてこない」と険しい表情で振り返った。
前半31分までに5−20と主導権を握られた。同36分に新加入でスコットランド代表45キャップのフッカー、ジョージ・ターナー(32)が反撃のトライ。12−20で前半を折り返したが、後半も最初のトライを奪われた。19−32の後半38分、WTB松永貫汰(25)のトライなどで6点差に迫ったが、王者の牙城を崩せなかった。後半21分には途中出場していたプロップのカウバカ・カイベラタ(22)が危険なプレーでシンビン(10分間の一時退場)となり、その後にレッドカードに引き上げられた。数的不利も自チームの首を絞めた。
開幕節は静岡ブルーレヴズに13−15で惜敗。ホスト開幕戦の前節は昨季4位の横浜キヤノンイーグルスを36−18で下し、勢いに乗るところだった。レニーHCは「リーグワンはタフになっていて、どこの会場でも本当に腕相撲で最後まで分からないような試合。一番残念なのは、本来の自分たちのあるべきパフォーマンスを出せなかったことです。来週へ、しっかりとモチベーション高く向かいたい」とし、次節の三菱重工相模原ダイナボアーズ戦(12日、相模原ギオンスタジアム)へ目を向けた。【松本航】
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