トッテナムは5日、スラヴィア・プラハ(チェコ1部)からチェコ代表GKアントニーン・キンスキーが完全移籍で加入することを発表した。
契約期間は2031年夏までとなり、背番号は「31」に決定。イギリスメディア『BBC』によると、スラヴィア・プラハに支払われる移籍金は1250万ポンド(約24億円)となる模様だ。
現在21歳のキンスキーは、2021年夏からスラヴィア・プラハに在籍。複数クラブでの武者修行を経て今シーズンからスラヴィア・プラハに復帰すると、正GKとして公式戦29試合に出場している。ここまで14回のクリーンシートを達成し、リーグ戦で首位を快走するチームを支えている。
セービングだけでなくフィードにも定評があるキンスキーは、各世代別のチェコ代表でもレギュラーとして活躍。2024年10月にA代表初招集を受けている。
トッテナムでは正GKのイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオが足首の骨折で離脱しており、キンスキーはその穴埋めが期待されている。