「甲子の日」とは?
「甲子」とは、「干支(えと)」に基づいた暦の1つ。干支は10種類の「十干(じっかん)」と、12種類の「十二支(じゅうにし)」を組み合わせて成り立つもので、60日周期で巡ります。「甲子」その60種類の組み合わせの最初にあり、まさに「スタート」にふさわしい日。「始まりがよければ長く繁栄する」と考えられたため、古くから新しい挑戦や物事を始める日として大切にされています。
甲子の日におすすめの新習慣
甲子の日に始めるなら、以下のようなものを選ぶと習慣化します。・語学や資格取得などの勉強を始める
・新しい趣味やスキルの学びをスタート
・健康管理や運動など、長く続けたいライフスタイル改善
・家計簿や資産運用などの計画的な取り組み
2025年の「甲子の日」はいつ?
甲子の日は60日に一度規則正しく巡るため、年間6回前後ありますが、ほかの暦注(※暦やカレンダーに記されたその日の吉凶や運勢などを注記したもの)との重なりにより吉日として数えられないときもあります。2025年の場合、吉日として数えられる「甲子の日」は4回。
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・8月23日(土)
・10月22日(水)
・12月21日(日)
さらに4月、8月、12月は「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)/まいた種が万倍にも成長するという吉日)」とも重なり一歩踏み出す勇気がより出るでしょう。また12月は「天赦日(てんしゃび/天が全ての罪を赦(ゆる)す日)」と重なる最高の吉日! 一年の締めくくりにふさわしく、翌年に向けた準備や新しい挑戦を始めるのに絶好の日です。
2025年特に大切なのは、この縁起のよい日を無計画に迎えるのではなく、具体的な目標や計画をしっかり立てたうえで取り組むことです。今から先の予定も確認しておくとよいでしょう。目指したい未来に向けて、この運気のよいタイミングで第一歩を踏み出してみてください。
運気を活かして、新習慣が実りあるものになりますように。
文:久富 有里加(ファイナンシャルプランナー)
大手証券会社勤務後、ネット証券会社にて商品企画、PR等経験を経て独立。「お金のことをもっとやさしく!柔らかく!」をモットーに、知っておくと役立つ知識や情報等を発信する独立系FP。また、暦鑑定士としても活躍している。
(文:久富 有里加(ファイナンシャルプランナー))
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