指に装着して相手を殴る時に使用するメリケンサック。物騒で、なんだか怖いイメージです。
これをイメージとは真逆のモコモコで可愛いぬいぐるみに仕上げたのは、現代美術作家の南村杞憂さん。Xには装着した写真も投稿されていますが、猫の肉球にも見えます。これならいくらでも殴られてみたい!
日々「けったいなもの」を作って暮らしているという南村さん。今回作った「メリケンサックのぬいぐるみ」もその1つです。これで殴られたらボコボコになるのではなく、ふわふわするといいます。
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南村さんはかねてから、何かのぬいぐるみを作りたいとずっと思っていたそうです。「せっかくならふわふわのぬいぐるみにすることでちょっと面白くなるものがいいな」と考えてひらめいたのが今回の作品。攻撃的なメリケンサックをぬいぐるみにするアイデアを思いついたといいます。
しかし、制作には困難もありました。特に布の縫い方については苦労したとのこと。「縫製素人なので、正しい美しい作り方ではないと思う」と語る南村さんですが、ぬいぐるみの中にたっぷりの綿を詰め込み、もちふわな感触を実現しました。
試行錯誤の末に完成したこの作品は、老若男女問わず楽しめる一品。「けったいな心のお守りとして持ってもらえたら」と南村さんは語ります。
ちなみに、彼氏に試しにぬいぐるみで軽く叩いてみたところ、ふわっとした音が響いたそうです。
<記事化協力>
南村杞憂さん(@kiyunamura)
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(佐藤圭亮)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025010604.html
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