ベティス、リヴァプール期待のU21スペイン代表MFの加入交渉へ…今季はザルツブルクにレンタル移籍中
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2025年01月06日 15:21 サッカーキング
ベティスは、リヴァプールからザルツブルクにレンタル移籍中のMFステファン・バイチェティッチの加入交渉を進めているようだ。5日、スペイン紙『アス』が報じている。
就任5年目となるマヌエル・ペジェグリーニ監督の下、ラ・リーガ第18節終了時点で6勝7分5敗の9位につけているベティス。御年71歳の“老将”が率いるチームは、ここまで7得点を挙げているMFジオバニ・ロ・チェルソの他、ケガから復帰したMFイスコらの活躍により、公式戦直近7試合無敗(5勝2分)と好調。ただ一方、MFウィリアム・カルヴァーリョがアキレス腱断裂の重傷、MFマルク・ロカも昨年10月から戦線離脱が続いており、MFジョニー・カルドーゾとMFセルジ・アルティミラの替えがいないことが懸念されている。
そんなベティスが補強候補として検討しているのが、MFステファン・バイチェティッチのようだ。スペイン・ビーゴ生まれの21歳は、リヴァプールで将来を嘱望される若手選手で、今シーズンはレンタル加入したザルツブルクで公式戦18試合に出場中。昨年11月のU−21スペイン代表にも選出されるなど、実力は申し分ない。『マルカ』は、同選手が、これまでに関心が取り沙汰されていたMFアルトゥール(ユヴェントス)やMFエンゾ・ル・フェー(ローマ)らとともに、ペジェグリーニ監督がより手腕を振るうための、クリエイティブな武器となる可能性を秘めていると見解を示している。
また『マルカ』によると、バイチェティッチ自身もベティスのようなクラブで、ラ・リーガにおける主役級の活躍を見せることを望んでいるという。現在は、クラブ間でのレンタル移籍交渉が行われている最中で、「ベティスは、オーストリアでのレンタルを打ち切りにして、アンダルシアに向かう許可をリヴァプールから待つ必要がある」と伝えている。
シーズン中盤戦にかけて、勢いに乗ってきたベティス。今冬に中盤の新戦力を迎え、一気にリーグ上位へ、そしてヨーロッパカンファレンスリーグ・ノックアウトフェーズへと進出を図りたいところだ。
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