中国東方航空、上海/虹橋〜香港線にC919型機の投入開始

中国東方航空は、上海/虹橋〜香港線に中国国産旅客機のC919型機の投入を1月1日から開始した。

エアバスA321型機から置き換えたもので、MU721/722便として1日1往復を運航する。中国本土以外への就航は初めてで、中国東方航空による同型機の就航都市は9都市に拡大した。

C919型機にはビジネスクラス8席、エコノミークラス156席の計164席を設けている。初便となったMU721便は乗客157名が利用し、獅子舞のパフォーマンスで就航を祝った。

同路線では、「雲上の食・上海-香港一心」をテーマとした広東料理と上海料理を提供する。初便のビジネスクラスでは「東方航空特製麺-上海風ネギ油和え麺」、エコノミークラスでは「上海風オイスターソース鶏肉和え麺」などを提供した。

中国東方航空はC919型機のローンチカスタマーで、2023年5月28日に初の商業飛行を実施。これまでに6,600便以上を運航し、90万人以上が利用した。12月31日には10機目を受領している。