JR東海は6日、今年度の年末年始期間(12月27日から1月5日まで)における利用状況を発表した。東海道本線を走行する寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」についても公開しており、2024年度年末年始期間の輸送量は約6,000人だったという。
寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は東京〜高松・出雲市間で運転(東京〜岡山間で併結運転)。定期列車に加え、2024年度の年末年始期間も「サンライズ出雲」の臨時列車を計4本(上下各2本)設定した。12月11日にJR西日本が年末年始期間の指定席予約状況を発表した際、中国エリアにおける「サンライズ瀬戸・出雲」の予約状況も公開され、同日時点で両列車とも下り・上りそれぞれ「ほぼ満席」の予約状況となっていた。
2024年のお盆期間、「サンライズ瀬戸・出雲」は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」の発表に伴う運休があったため、東海道本線(静岡〜浜松間)での輸送量は約2,000人(前年度比40%、2018年度比33%)に落ち込んだ。年末年始期間は一部列車で遅延が発生したものの、それ以外はおおむね順調に運行。東海道本線の輸送量は約6,000人となり、前年度比99%だったが2018年度比は101%で、コロナ禍前を上回る利用状況となった。(MN 鉄道ニュース編集部)