【バスケ】「八村問題」について三屋裕子会長が男子代表に直接説明へ 協会の姿勢に理解求める

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2025年01月06日 15:34  日刊スポーツ

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文京区春日の牛天神北野神社で新年の参拝を行う日本バスケットボール協会の三屋裕子会長(左)とBリーグの島田慎二チェアマン(撮影・沢田啓太郎)

日本バスケットボール協会の三屋裕子会長(66)が6日、「八村問題」についての協会の姿勢を、選手たちに直接説明する考えを示した。東京都内の牛天神北野神社で新年の参拝を行ったあと、取材に対応した。


昨年11月、パリ五輪男子代表の八村塁(26=レイカーズ)が男子代表のトム・ホーバス監督の続投も含めて協会の姿勢を批判。騒動に発展した。三屋会長は同11月、ホーバス監督の続投は変わらないとした上で、選手たちに「しっかりと組織としての考え方をお伝えしていく」としていた。


「選手たちも心穏やかではないと思う。今年の2月か5、6月にタイミングを見て、協会としての考えをしっかり伝えます」。2月にはアジア杯予選の残り2試合が行われ、5、6月には、すでに出場権を獲得したアジア杯本戦(8月、サウジアラビア)に向けた強化合宿が始まる見込み。三屋会長自ら、その場で選手たちに説明する予定だ。


また、協会内で海外組との窓口を新設し、コミュニケーション不足を補うとしていたことについても言及。職員を2月までにアメリカに派遣し、八村の代理人サイドとも話し合うことを明かした。「シーズン中なので八村君とは接触できていないが、代理人サイドと会話をします。(海外組の窓口の)人選、形態は2月くらいにはっきりできると思う」。八村との直接対話が実現するかどうかは不透明だが、もつれた糸をほぐすために全力を尽くす構えだ。

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