サンフレッチェ広島は6日、横浜FCからMF井上潮音を完全移籍で獲得したことを発表した。
1997年8月3日生まれの井上は現在27歳。東京ヴェルディの育成出身者らしくテクニックと戦術眼でチームにリズムを与えるとともに、ミドルシュートも備える同選手は、トップチーム昇格からの5年間でクラブ公式戦通算126試合に出場した後、ヴィッセル神戸を経て、2023年に横浜FCに加入。昨シーズンは、J2リーグで28試合に出場していた。
2024シーズンは副キャプテンを務め、腕章を巻いた試合もあった井上は、横浜FCを退団するのに伴い、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「この度サンフレッチェ広島に移籍することになりました。ここに来てからの2年間は本当に濃く自分にとってとても意味のある時間でした。あっという間でした。横浜FCにきて良かったと今心からそう思います。そんな2年間に携わってくれた全ての方々、本当にありがとうございます。ファン・サポーターの方々はじめ、パートナー企業の皆様、監督、スタッフ、フロントスタッフ、食堂の方々、グランドキーパーの方、そして何よりチームメイト。皆さんと色々なことを乗り越えて、最後昇格という形で終われて良かったです! 今回この決断をするにあたって短いサッカー人生、そして一度しかない人生で後悔したくないと思い移籍する決断をしました。自分で決めたことに責任持って頑張ってきます。また会いましょう! 2年間本当にありがとうございました」
また、サンフレッチェ広島に完全移籍加入する井上は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「初めまして横浜FCから来ました井上潮音です。タイトルを取るためにこのチームに来ました。よろしくお願いします」