漁協「ベテラン船員が多かった」 茨城沖・漁船転覆

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2025年01月06日 19:49  毎日新聞

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毎日新聞

報道陣の取材に応じた大津漁業協同組合の鈴木徳穂組合長(右)と坂本善則専務理事=千葉県銚子市で2025年1月6日、林帆南撮影

 茨城県鹿島港沖で巻き網漁船が転覆した海難事故を受け、大津漁協の幹部が6日午後、千葉県の銚子漁港で記者会見した。「(転覆した船は)ベテラン船員が多く、優秀な漁労長だったので」としつつも、具体的な事故原因についてはコメントを控えた。


 大津漁協などによると、転覆した第8大浜丸は5日正午ごろに大津漁港を出港し、夕方から1回目の巻き網漁の操業を開始。事故が発生したのは6日午前0時過ぎから開始した2回目の操業中で、午前2時ごろ、漁協に事故の一報が届いたという。


 漁協によると救助されて無事だった日本人乗組員に関し、6日は千葉県銚子市内のホテルで宿泊させ、5人のインドネシア人技能実習生は北茨城市の大津漁協へ帰したという。


 同漁協の坂本善則専務理事は詳しい事故原因について、「海上保安部に任せているため、詳しい事故原因は言えないが、行方不明者の捜索に全力を挙げる」と述べた。【林帆南、西夏生、斉藤瞳】



このニュースに関するつぶやき

  • 新人の漁師なんて数えるだけしかいない。皆がベテラン漁師。ただ網に入る魚の量を加減できる訳ないやろ。
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