『おそ松さん』第4期、7月放送決定！　初の夏放送で6つ子たちが“半袖”に

　テレビアニメ『おそ松さん』の第4期が、テレビ東京ほかにて7月にスタートすることが決定し、超ティザービジュアルと超ティザーPVが解禁。併せて、監督を小高義規、シリーズ構成を松原秀、キャラクターデザインを安彦英二が担当することが発表され、3人からのコメントも到着した。

【動画】6つ子が夏に帰ってくる！　『おそ松さん』第4期　超ティザームービー

　テレビアニメ『おそ松さん』は、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画『おそ松くん』を原作とし、主人公である6つ子たちがクズでニートというダメな大人になった姿を描いた作品。2015年10月〜2016年3月までテレビアニメ第1期を放送、2017年10月〜2018年3月まで第2期を放送、2019年3月15日には劇場版『えいがのおそ松さん』を公開し、2020年10月〜2021年3月までテレビシリーズ第3期が放送。さらに「おそ松さん」6周年を記念して、2022年7月には劇場アニメ『おそ松さん〜ヒピポ族と輝く果実〜』、昨年7月には『おそ松さん〜魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会〜』が全国公開されるなど、長く支持されている。

　この度、テレビアニメ『おそ松さん』第4期が7月に放送されることが決定、超ティザービジュアルと超ティザーPVが公開された。これまでのテレビシリーズ（全3期）は全て10月放送だったが、今期は初の夏放送ということで、6つ子たちは左胸と背中に松マークが付いた半袖の新衣装をお披露目している。

　超ティザービジュアルには土手でのんびりと過ごす、いつもの6つ子たちが描かれており、なんでもない日常の風景が切り取られた微笑ましい1枚となっている。超ティザーPVは、7月放送にちなみ、6つ子の“点呼PV”として完成。おそ松の「松野家ー！」という呼びかけを受けて、長男から順番に点呼していく6つ子らしさ全開の映像となっている。

　また、『おそ松さん』4期のメインスタッフも発表され、劇場アニメ『おそ松さん〜ヒピポ族と輝く果実〜』で監督を務めた小高義規がテレビシリーズ初監督に決定。シリーズ構成に松原秀、キャラクターデザインには安彦英二が続投となり、「おそ松さん」チームが再集結する形となった。小高監督は「一緒に笑って、泣いて、踊っていきたくなるように見てくれる人も楽しみになる作品をみんなで作っていけたら」とコメント。

　小高監督と昔同期だったという安彦は「まさか4期でタッグを組むことになるとは！　なんとも不思議な縁を感じております」と喜びを語り、松原は「夏にちなんだエピソードなんかを想定していますよ」と夏放送ならではの内容になることをほのめかし、「何も変わらないのもいいですが、ちょっぴり変化したおそ松さんもぜひ味見してみてください」と呼びかけている。

　テレビアニメ『おそ松さん』第4期は、テレ東ほかにて2025年7月放送開始。

※メインスタッフのコメント全文は以下の通り。

＜コメント全文＞

■小高義規（監督）

おそ松さんも4期へ！　巡り巡って新しいおそ松さんをやらせて頂きます。お帰りなさいなおそ松たちと、そしてまた初めましてな新しいおそ松たちの世界で一緒に笑って、泣いて、踊っていきたくなるように見てくれる人も楽しみになる作品をみんなで作っていけたらと思います。

■松原秀（シリーズ構成）

ようやく皆さんにお届けできる日が決まりまして大変喜んでおります。7月から放送が始まるのは初めてなので、夏にちなんだエピソードなんかを想定していますよ。何も変わらないのもいいですが、ちょっぴり変化したおそ松さんもぜひ味見してみてください。巳年ですね。脱皮や再生をくり返しながら柔らかくしなやかに発展していくおそ松さん新シリーズをどうぞお楽しみに〜。

■安彦英二（キャラクターデザイン）

監督の小高さんは昔所属していたアニメーションスタジオの同期でして、まさか4期でタッグを組むことになるとは！　なんとも不思議な縁を感じております。これでどういった変化が起こるのか、是非お楽しみにしてください。