新年を迎え、新しい目標を立てる人も多いのでは?そこでオススメしたいのが「家計簿」です。長続きするコツや、ポイントは何なのか…きょうから始められる家計簿について深掘りします。
【写真を見る】“面倒くさい”家計簿…長続きのコツは「細かくつけない」
今年こそ始めたい! 家計簿の効果は?山内あゆキャスター:
家計簿をつけていない・やめた理由を聞きました。
(コのほけん!編集部調べ 調査期間:2022年10月)
面倒くさい 35.9%
続かない 21.1%
なんとなく 18.2%
メリットを感じない 7.7%
つけなくても把握 12.9%
面倒くさい・続かないという理由が半数以上になります。
家計簿をつけている人に「家計簿の効果」について聞くと、「節約できた」ということでした。(「東証マネ部!」HPより引用)
家計簿をつけて減った月の支出額は…
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5000円未満 22.7%
5000円〜1万円未満 48.6%
1万円〜3万円未満 17.8%
3万円以上 10.9%
ただ、なかなか続かない…という人もいるかと思います。
ファイナンシャルプランナーの塚越菜々子さんは「家計簿で収支全体を把握することが重要。ただし、なぜつけるのか、目的を明確に持たないと挫折しがちなので注意」としています。
家計簿をつけてる人はいますか?
井上貴博キャスター:
QRコード決済に一元化しているので、明細が全部出るというのはアリですか?
山内キャスター:
一元化して、どのぐらい使っているのか収支を見える化することが重要だということです。
ホラン千秋キャスター:
例えばお金を貯めるためではなくて、ダイエット目的で「無駄に食べているものがないか」など、ライフスタイルを見直すためなら(できる)…いや、やらないかもしれない、ごめんなさい。
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井上キャスター:
目的をすごく考えてしまうなら、ただ単に「今どのくらい使っているか」を知るだけでも(良いのかもしれない)。
産婦人科医 宋美玄さん:
私もカード決済なのでアプリで口座が見れますが、それを自分では把握していませんね。
山内キャスター:
ファイナンシャルプランナーの塚越さんによると、家計簿を長く続けるコツは2つあるといいます。
▼コツ1「目標を立てる」
・クリアしやすい目標
→成果を実感しやすく おすすめ
例)ケーキを買うのを月1回にする
▼コツ2「細かくつけない」
・費目はざっくりと「生活費」でもOK
・金額は100円単位でOK
22歳の女性が2024年4月からスタートさせた家計簿を見せていただきました。
この女性はノートに手書きで書いていて、費目は「食費」「生活用品」「その他」のみ。家賃、電気・ガスなどは別に書いてありますが、費目を細かくしていません。
この月は2万8800円も黒字になりました。しかも、ディズニーランドに行って1700円のカチューシャも買っていますが、それでも2万8000円黒字になっています。
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山内キャスター:
素朴な疑問をファイナンシャルプランナー塚越さんに聞いてみました。
【お金を貯めるにはどうしたらいい?】
収支を把握したら、先に貯金分を別の口座などに移す“先取り貯金”がおすすめ。1万円だけでも別の口座に移すなど、無理なくすることが大事。
【クレジットカードでお買い物 いつ記入?】
支出を抑えたいなら購入した日に記入。支出を把握しやすく、使いすぎてもすぐわかるから。
井上キャスター:
口座を複数持って、少しずつでも分けておくのはいいですね。
ホランキャスター:
この先も物価高が続くようなので、こういう細かい積み重ねで余裕を作っていくことも大事ですね。
宋美玄さん:
マメな人とそうでない人で貯蓄の額は全然違いそうですね。
井上キャスター:
10年、20年後に大きな差になりますからね。
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<プロフィール>
宋美玄さん
産婦人科医2児の母
女性の健康などのテーマを発信