普段は当たり障りなく接している友人でも、異性が絡むことで豹変し、友人関係に亀裂が入ることが少なくない。群馬県の40代女性は、友人が「どこの馬の骨かもわからない男性」と初めて会う際に付き添ったことがあるが、
「友人の車から降りてる最中に発進され、結果友人の車に引きずられそうになった。大好きな男性に会いたくてすぐに行きたくて私なんかどうでもいいのが丸わかりだった」
と、とんでもない経験を振り返る。(文:林加奈)
バイト中に「さようなら、ありがとう」と自殺をほのめかすことも
付き添いは車までだったようだ。友人は待ち合わせた男性を見かけたのか、女性がちゃんと降りていない段階で発車、あわや大怪我の危険もあった。
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「私を車から降ろしてから2人で会うなら、初めから2人で会えばよかったのでは?さんざんだったので縁を切ってせいせいした!」
と女性が憤るのももっともだ。
神奈川県の40代女性も20代半ばの時、中学から仲良く遊んでいたという友人の異性トラブルにドン引きし絶縁している。
「元々男性が絡むとこそこそと内緒で相手(時には私の彼氏)と連絡をとろうとしたり、私のポケベルを勝手に見たり、酔っ払った勢いで私への嫉妬心を剥き出しにしたり、不安定なところがありました。私のバイト中に『さようなら、ありがとう』と自殺をほのめかすような内容を送ってきてバイトを早退して急いで向かったのに本人はけろっとしていたことも…」
そんな風に振り回されていたころ、友人からこんなとんでもない話を聞いた。
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「彼女が付き合っていた彼から別れを切り出されて、パニックになって刃物を持ちだし警察沙汰になったという話をさらっとされたんです。そこで縁を切る決心をしました」
別れ話で刃物を持ち出すなんて、メンタルが不安定以前に恐怖でしかない。絶縁は正しい判断と言えるだろう。
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