英国ファッション評議会(The British Fashion Council、以下BFC)が、新CEOにローラ・ウィアー(Laura Weir)氏を任命した。2024年9月にCEO退任の意向を発表したキャロライン・ラッシュ(Caroline Rush)氏の後任として、4月28日付で着任する。
現CEOのラッシュ氏は、2009年にBFCに加入。以来約16年間にわたり、ロンドン・ファッション・ウィークの指揮を執り、BFC財団の設立を支援するなど重要な役割を担ってきた。
新たにCEOに着任するウィアー氏は、現在英高級百貨店チェーン セルフリッジズ(Selfridges)のクリエイティブ・ディレクターを務めている。過去には「ドラッパーズ(Drapers)」や「サンデー・タイムズ(The Sunday Times)」、英国版「ヴォーグ(VOGUE)」などで執筆や編集を担当したほか、2015年には英「イブニング・スタンダード(Evening Standard)」が発行する週刊誌「ESマガジン(ES Magazine)」の編集長に就任。その後、自身のコンサルタント会社を設立した。また、同氏は過去9年間、BFCのプレス委員会のメンバーを務めている。
CEO就任にあたり、ウィアー氏は「英国ファッション業界にとってエキサイティングで極めて重要な時期に、BFCの次の章をリードできることを光栄に思います。チームと協力し、文化やクリエイティビティを醸造することで、国内外を問わず英国ファッションの成長を促進することを楽しみにしています」とコメントしている。
Copyright(C) 2025 FASHIONSNAP 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。