限定公開( 1 )
ラール エ ラ マティエール ペッシュ ミラージュ
Image by: ゲラン
ゲランの3代目調香師ジャック・ゲランは、合成分子アルデヒドC-14を初めてフレグランスに採用し、1919年にピーチの香りのフレグランス「ミツコ」を発売した。今回はゲラン専属調香師のデルフィーヌ・ジェルクがピーチを再解釈し、新たな合成成分メルバトンを導入。原料の選択から製造および廃棄までの過程で、環境や人体への負荷を低減するグリーンケミストリーから生まれた合成分子により、果肉の質感やジューシーさ、ヴェルヴェットのような柔らかな肌触りなど、ピーチの魅力を余すところなく取り入れることに成功した。
みずみずしいピーチ、サフランとブラックカラントのデュオによるジューシーでスパイシーに弾けるオープニングで幕を開き、オスマンサス（キンモクセイ）のフルーティかつレザーのようなアクセントと共に穏やかな丸みを帯びていく。柔らかなピーチとレザーのコントラストが肌の上でセンシュアルにゆらめいて、サンダルウッドやアンバーチンキと触れ合うことで温かみのあるレザーと重なり、フルーティなアコードがアンバーの深みへととろけていく。
一部店舗（ラ ブティック ゲラン ギンザ シックス、伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、日本橋高島屋S.C.、大阪�眦膕亜�銀座三越、ジェイアール京都伊勢丹、公式オンラインブティック）では、フランス人ビジュアルアーティストのシャルル・ぺティヨンとコラボレーションしたデザインの「ラール エ ラ マティエール ペッシュ ミラージュ コレクターズエディション」（200mL 7万3480円）を数量限定で発売。澄み切った青空のようなブルーのボックスに無垢で純真な白のバルーンをあしらい、蒸気のヴェールのように空中を浮遊する香りの分子の連なりを表現した。フレグランスボトルのキャップには白い陶器で作られた限定プレートをセットしている。
■ゲラン：公式オンラインブティック
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