茨城県・鹿島港沖でイワシ漁の巻き網漁船が転覆し2人が死亡、3人が行方不明となった海難事故で、運輸安全委員会の船舶事故調査官が7日、原因の調査を開始し、救助の拠点となった千葉県銚子市の銚子漁港で漁船の関係者らから話を聞いた。
調査官3人は、銚子海上保安部の担当者や、大津漁業協同組合(茨城県北茨城市)幹部ら転覆した「第8大浜丸」の関係者から話を聞いた。
初日の調査後、井桁正樹・船舶事故調査官が報道陣の取材に応じ、事故原因について「(網にたくさん魚が入って漁船が傾くという)事例としてあるというのは認識しているが、それが事故原因と断定することはとてもまだできない。丁寧に情報を集めてまとめていきたい」とした。【近藤卓資】
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