ジュビロ磐田は7日、昨シーズンを以て現役を引退した山田大記氏が、クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)に就任することを発表した。
今回の発表によると、2024シーズンに惜しまれながらスパイクを脱いだ山田氏が、今シーズンよりジュビロ磐田のクラブ・リレーションズ・オフィサーに就任するとのことだ。クラブは公式サイトにて、「山田大記CROには、ファン・サポーターやパートナー企業、行政機関などのステークホルダーとクラブを繋ぐ役割を担っていただきます。地域貢献活動やファンエンゲージメントの向上を通じて、クラブの発展と価値向上を目指してまいりますので、今後の活動にぜひご注目ください」と伝えている。
また山田氏は、CRO就任に際して、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「この度、CROに就任させていただくことになりました。引き続きこの大好きなクラブに携わることができて嬉しいです。自分にできることを考え、積極的に行動していきたいと思います。ジュビロ磐田に関わる皆さんと、様々な形でご一緒できるのを楽しみにしています。引き続き、よろしくお願いします!」
1988年12月27日生まれの山田氏は現在36歳。クラブレジェンドである藤田俊哉氏の背番号『10』を託された同選手は、日本国内に限れば、ジュビロ磐田一筋でプレー。計11年間の在籍で公式戦通算334試合に出場し57得点42アシストを記録した他、2023シーズンにはチームのキャプテンも歴任した。また、2013年に日本代表デビューを飾り、2014年夏からの3年間はカールスルーエ(ドイツ)で自身初の海外挑戦を経験していた。