浦和レッズは7日、埼玉スタジアム2002で新体制発表会を実施。堀之内聖スポーツダイレクター(SD)と期限付き移籍からの復帰組4名を含めた新加入選手10名が出席し、新シーズンに向けた意気込みなどを語った。
コルトレイク(ベルギー)から加入したMF金子拓郎や柏レイソルから加入したMFマテウス・サヴィオ、広島から加入したMF松本泰志といった実績のある新加入組や、FC町田ゼルビアから戻ってきたMF柴戸海やディナモ・ザグレブ(クロアチア)から戻ってきたDF荻原拓也などの復帰組を前に、堀之内SDは「ここにいる選手たちを獲得できたことへの満足度は100%です」と断言。
その一方で守備陣の補強が進んでいない点について問われると、「補強はまだ終わっていません。日本のウインドーは3月26日まで開いてますし、昨夏の反省を生かして常に良い準備をしたい」と述べ、さらなる補強を示唆した。
今シーズンはリーグ戦、ルヴァンカップ、天皇杯に加えて、6月には新フォーマットとなって行われるFIFAクラブワールドカップも控えている浦和。しかし、堀之内SDは「最大の目標はリーグ優勝」と明言。その他の大会を「蔑ろにするわけではない」と前置きしつつ、「今季(のJ1リーグ)は開幕からの3試合がアウェイゲーム。そして初戦は、リーグを2連覇している神戸です。まずはキャンプでしっかりとチームを作り、初戦の神戸戦に全力を注ぎたい」と、2006年以来19年ぶりとなるリーグ制覇にフォーカスしていることを強調した。