トッテナム、主将&エースの韓国代表FWソン・フンミンが2026年夏までの契約延長OP行使

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2025年01月08日 06:01  サッカーキング

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トッテナムで躍動を続けるソン・フンミン [写真]=Getty Images
 トッテナムは7日、同クラブに所属する韓国代表FWソン・フンミンについて、契約延長オプションを行使する形で、現行契約を2026年夏まで延長したことを発表した。

 トッテナム在籍10年目を迎えるソン・フンミンが、現行契約を延長することを決断した。トッテナムとソン・フンミンの現行契約は今シーズン限りで満了を迎える予定となっており、フリートランスファーで“エース”を失う可能性もあった。だが、同契約には1年間の延長オプションが付帯しており、今回はその延長オプションを行使する形で、契約期間が1年間延長されたと伝えられた。

 ソン・フンミンは1992年7月8日生まれの現在32歳。ユース年代で母国の韓国を離れ、ハンブルガーSVのアカデミーに加入し、2010年10月に同クラブでトップチームデビューを飾った。ハンブルガーSVで頭角を現すと、2013年夏にはレヴァークーゼンへ完全移籍。レヴァークーゼンでは2シーズンにわたって主力として活躍し、公式戦通算87試合出場29ゴール11アシストを記録。2015年夏、推定2200万ポンド(現在のレートで約44億円)の移籍金でトッテナムへ完全移籍加入した。

 トッテナムでは加入1年目こそ負傷に悩まされて本来のパフォーマンスを発揮できなかったが、2年目以降は圧巻のパフォーマンスを披露。在籍10年目を迎えた今季のプレミアリーグ第20節終了時点で、公式戦通算431試合出場169ゴール90アシストを記録。公式戦出場試合数はクラブ歴代11位、通算ゴール数は歴代4位の数字を叩き出している。

 2018−19シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)の決勝進出に貢献しており、2021−22シーズンにはリヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーと並んでプレミアリーグの得点王も受賞。5−0で勝利した今季のプレミアリーグ第16節サウサンプトン戦では、トッテナムのプレミアリーグにおける最多アシスト記録を塗り替えていた。昨シーズンからはキャプテンにも任命されている。

 また、韓国代表としても長年にわたって活躍を続けており、AFCアジアカップには4大会連続で出場。FIFAワールドカップには、2014年のブラジル大会から3大会連続で出場している。国際Aマッチ通算では131試合出場51ゴール22アシストを記録。AFCアジア年間最優秀選手国際部門では、史上最多の4度選出を誇っている。

 今シーズン、トッテナムはプレミアリーグ第20節終了時点で7勝3分10敗の勝ち点「24」獲得にとどまり、12位に甘んじている。ソン・フンミン個人としても、今季の公式戦成績は23試合出場7ゴール6アシストと、例年の活躍と比較するとやや寂しさも感じられる数字。契約を延長したキャプテンは、ここからのトッテナムを浮上へ導くことができるか。


【動画】トッテナムのエース! ソン・フンミンプレー集


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