中居正広の被害者が女性アナに相談も騒動拡大、露わになったフジテレビ“古い社風”の弊害

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2025年01月08日 06:10  週刊女性PRIME

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SMAP北京コンサートに向かう中居正広(2011年)

 1月7日、中居正広の女性トラブルに関して、被害女性はフジテレビのある女性アナに被害内容を報告していたと『文春オンライン』が報じた。

相談したのに、なぜ問題にならなかったのか

 昨年末の『女性セブン』と『週刊文春』による中居正広の女性トラブル報道後に、フジテレビは以下のようなコメントを発表している。

《このたび一部週刊誌等の記事において、弊社社員に関する報道がありました。内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません》

 フジテレビの局員が中居と被害女性との“食事会”をセッティングしたうえで、自分はドタキャンしたと報じられたことに対して反論した形だが、7日の文春報道によると、被害女性はフジテレビの女性アナに被害内容を話して相談していたというのだ。

「被害女性は女性アナを含め4人で話し合ったといいます。女性アナは女性に気遣いの言葉をかけ、フジも“女性アナは被害者女性に寄り添っていた”と回答しましたが、調査に乗り出すことはしていないようです」(芸能事務所関係者、以下同)

 フジテレビは文春だけでなく一部スポーツ紙の取材にも答えており、中居と被害女性との間に生じたトラブルを把握しているはずだ。実際にコメントまで出しているにも関わらず、なぜここまで大きな騒動になってしまったのだろうか。 

「それはフジテレビの“悪しき習慣”だ」というのは前出の関係者だ。

昔の話ですが、八木亜希子アナによると若いころはゴルフコンペの際に上司からバニーガールの格好をしろと命じられたことがあったようです。大物タレントにプールに突き落とされ下着の線がくっきり、なんてことは日常茶飯事だったとか。そういった“女性いじり”が珍しくない社風だと言われても仕方がありません。今のベテランアナもそういった経験が少なからずあるはずです」

 いくら過去にそういった“ネタ”や“笑い”が許されたとしても、時代は大きく変わった。にも関わらず、フジは新人の上垣皓太朗アナに対する“容姿いじり”を堂々として大炎上。のちに社長が定例会見で言及する事態にまで発展した。

「現在、各テレビ局は中居さんが出演する番組を差し替えていますが、このトラブルに関して口を開こうとはしていません。どのテレビ局も『まず説明すべきはフジでしょ』と思っているのだと思います。フジの“古い体質”はいつまで続くのでしょうか」

 7日夜に放送された日本テレビの『ザ!世界仰天ニュース4時間SP』は、メインMCである中居の出演シーンをすべてカットして放送。この問題の余波は広がるばかりだ。

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