「こんな人が上司だったら嫌だな」と感じてしまう瞬間はあるだろうか。投稿を寄せた50代女性は今年、大学時代の友人たちとの新年会でそんな思いを抱いてしまった。
「名のある大学」を卒業し、友人たちはそれぞれに大企業勤務や起業などで経済的に裕福な様子だった。女性自身も国家資格持ちだが「裕福とまではいかないので、年に一度集まるときは『皆すごいなあ』と感心してます」と明かす。しかし……。
「コロナ禍もあり3年ほど皆に会えないでいたら、今年の新年会で会った友人の一人が変貌してました」
その一人が「痛苦しい上司」になってしまったというが、どんな変貌ぶりだったのか。(文:篠原みつき)
「私が部下なら、口臭がやばい上司と仕事以外に酒なんて、夕食代が浮いても嫌です」
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久しぶりに会った男性の友人の変わりようをこう書いている。
「元から痩せてはいなかったのですが、七福神の太った神様みたいになっていて、お腹がすごい、というかひどい。しかもものすごい口臭だったのです。隣にいても、ましてや前にいると、彼が口を開くたびに卒倒しそうでした」
女性はもともと匂いに敏感ではなく、むしろ鈍感なほうなのにと匂いのキツさを振り返った。「店の席につく時も真正面と隣を避けたほどです」と近くに座るのも回避したそう。問題はそれだけではなく……。
「会話の内容がこれまた痛い。コロナ再び、インフルエンザも流行っているのに、『コロナ禍でも飲み会は欠かさなかった』とか、『飲みニケーションは見直されるべき、酒の席で部下を知る、部下も奢ってもらえて喜んでる』、とか。 正直私が部下なら、口臭がやばい上司と仕事以外に酒なんて、夕食代が浮いても嫌です」
こう友人の言動にドン引きしたが、更にその彼は、別の「髪を伸ばし始めていた友人(男性)」に対して、こんな説教を始めた。
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「『はっきりいうよ、似合っていない』『サラリーマンなら許されない』と、若干お説教。慌てて『私はなかなかいいと思うよ』とフォローしましたが、業界が違うとか言ってました」
説教された友人の業界は不明だが、サラリーマンではなかったのだろう。いずれにせよ「似合っていない」などと言う権利はないだろう。
この彼は、「日本では知らない者なき大企業に勤めていて出世もしていた」というが、2年前に転職したそうだ。なにやら「肩書きが凄い名刺」をもらい、
「その業界では日本一なのだとか聞きましたが、私は病院勤務なのでそれこそ業界が違い、知りません」
と素直に称賛できない様子の女性。この彼について、「帰り道でふと考えてしまった」という。
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「もしや、昭和の上司すぎて若者から嫌がられ、なんやかやで転職せざるを得なくなったのでは、と。悪い人ではないのですが。 そしてくどいようですが、彼が上司や職場の先輩でなくて良かった、と思うのです」
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