血液型と性格の関連性には科学的根拠はない。それにも関わらず未だに血液型で差別してくる人はいるようだ。北海道の50代女性は、現在の会社に入った2日目に、女性上司から
「私、AB型嫌いなんだよね」
といきなり言われた。どうやら初日に他の社員とした血液型の話が聞こえていたようだ。
「その頃血液型占とか流行っていたけど、2日目に言われるとはね。自分の型とは合わないそうです」
と淡々とした様子の女性。過去にAB型の人と何があったのかは不明だが、それで女性に当たるのは理不尽極まりない。(文:湊真智人)
|
|
「ことあるごとに血液型を用いられてバカにされた」
また埼玉県の20代女性は看護師として働いていたときに、血液型差別を受けた。職場の先輩たちは普段、話の節々で「根拠は?その根拠は?」と尋ねてきた。しかし女性が「B型」であると知った後には、対応が180度変わってしまった。
「『あなたはB型だから気にしないかもしれないけど〜』という感じで、ことあるごとに血液型を用いられてバカにされた」
普段は根拠を気にするのに、血液型と性格については盲信しているようだ。女性は、
「じゃあその血液型に対する根拠寄越せよって毎回思っていた」
|
|
という心境だったそう。もっともである。
※キャリコネニュースでは「血液型差別で嫌な思いをした人」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/1M4MO0QZ