「デフォルト望まず」=債務上限に対処―トランプ次期米大統領

2

2025年01月08日 07:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は7日、南部フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」で記者会見し、連邦債務が今月半ばにも法定上限に到達する問題に関し、「デフォルト(債務不履行)となることを望んでいない」と強調した。速やかに債務上限引き上げといった対策に取り組む意向を示した。

 債務上限以上の国債を発行できないため、上限に達すれば、財務省が会計上の特別措置により資金繰りを続ける。こうした手段が尽きる前に、議会が上限を引き上げるなどの措置を取らなければ、米国のデフォルトリスクが高まる。

 トランプ氏は、デフォルトとなれば、「(世界大恐慌が始まった)1929年になり得る」と警告。「それは起きるべきではないし、対処していく」と明言した。

 共和党下院の保守強硬派は、上限引き上げと引き換えに大幅な歳出削減を求めている。トランプ氏は「歳出削減はオーケーだ。より多く支出するとは言っていない」と述べた。 

このニュースに関するつぶやき

  • デフォルトすれば、米ドルの地位崩壊だからな
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(2件)

前日のランキングへ

ニュース設定