前回からの続き。私はアリサ。夫のトモヤと中学2年生の息子コウセイと3人で暮らしています。義母は「嫁差別」をする人で、義兄タクヤさんのお嫁さんであるユウコさんを大事にしています。ある日義父が入院することになり、義母は私たちに介護させると言いだしました。しかもトモヤまで私やコウセイに丸投げしようとしています。義母と義兄夫婦のいる場で状況を打ち明けると、タクヤさんは「何考えているんだ」とトモヤを叱ってくれたのでした。そしてユウコさんも……。
「いずれにしても、私は介護しません。もちろんアリサさんにもさせません」意外なことにユウコさんはそんなふうに言いだしたのです。義母やトモヤの考えを真っ向から否定してきたユウコさん。義母も予想外だったようで戸惑っています。
主体となって義父の介護を考えるべきなのは、義母とタクヤさん、そしてトモヤ。ユウコさんはもし夫から手伝いを要請されたら、そのとき初めて協力するつもりだとキッパリ言ったのです。そして私に向かって微笑みかけてくれました。
退院後の義父は幸い介護が必要な状態ではありませんでした。
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それにしてもユウコさんが突然口を開いて「私は介護しません」と言いだしたのは衝撃的でした。しかも同じ嫁の立場である私のことも考えてくれていたのです。
キッパリと断ってくれたユウコさんや、トモヤのことを叱りとばしてくれたタクヤさんには感謝しかありません。今後もしかしたら義両親のことで何か協力する場面も出てくるかもしれませんが、義兄夫婦とも相談しながら対応していけたらと思います。
【第6話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子
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