写真 今回注目したのは、“細くて長い”不思議な形をしたカイロ「温めぐり かけぽか」。
これ、首のうしろにかける“首専用”のカイロなんです!
◆マフラーだけじゃ寒い日の救世主、首にかけるカイロがあった!
寒い時は、首を温めると体が温かくなる――といいますよね。これは、首には全身をめぐる太い血管があるから。とはいっても、マフラーを巻いたり、タートルネックの洋服を着たりしても首がスース―してイマイチ温まらない……なんてこともあります。
そこで気になったのが、首専用の使い捨てカイロ「温めぐり かけぽか」。しつこい汚れを落としたい時の強い味方「激落ちくん」の発売元・LEC株式会社の商品ということで、期待が高まります。
「温めぐり かけぽか(3個入)」492円/税込
※ 2024年11月 ドラッグストアで購入時の価格
サイズ:2.5cm×50cm
最高温度:45℃
平均温度:42℃
持続時間:5〜8時間(40℃以上保持している時間)
◆斬新すぎる! 紐状のカイロ
まずは、「温めぐり かけぽか」の形状からチェック。
1個入、2個入、3個入、10個入がラインナップする中から、今回は3個入を選択。
パッケージは一般的な大判の使い捨てカイロとほぼ同じサイズですが、中に入っているカイロの形状はまったくの別物で紐というか、帯?
◆50cmのカイロをタオルのように首にかけて使う
長さはなんと50cm! カイロの長さを超越しています。
1つのセルは2.5cm×10cm(独自に計測)と細長くて極薄・ペタンコなのだけれど、それが5つ連なることで、首のうしろからダラッとかけられるようになっているんです(切り離し不可!)。
次は、使い方と使用感をチェック。
◆熱くなりすぎないから安心、肌に直接使える約42℃
ここからは、「温めぐり かけぽか」を実際に使っていきます。
パッケージ開封後、すぐに温かくなるのは一般的なカイロと同じ。“揉まずに”首まわりにかけて使用します。
テープ類はないので、ただ首のうしろにかけて両端をダランと前に垂らすだけ。下を向いたり体を大きく動かす作業をしたりしなければ、手を放しても落ちてきません。
特に温かいのは、首のうしろ。「温めぐり かけぽか」の面の部分が首のカーブに程よく沿ってくれて、ポカポカ。少しすきまができる首の横は、優しい温かさが伝わってくるくらい。5つのセルに分かれているため中の粉末が偏らず、どの部分もまんべんなく温かいのも特徴的です。
◆じんわり温まるので肩こり対策にもぴったり!
ちなみに一般的なカイロの最高温度が60℃前後なのに対し、「温めぐり かけぽか」は約45℃。熱くなりすぎないから、肌に直接触れさせてもいいそう。
肌に直接使うのが不安な場合は、インナーシャツ等の上からも使用可能です。
熱く感じてきたら、その場でスルッと外すだけなので使い勝手もいいのでは。
正直に言うと使う前は細さが心もとなかったのですが、逆にこれ以上太かったら温まりすぎてしまう気がするので狭めの幅で正解!
重くないので、首にかけていても負担はほぼ感じません。
寒さ対策としてはもちろん、首・肩こりがひどい筆者はPC作業中や読書中なんかにも日常使いしたいので、もう少しお財布に優しい価格だったらとっても嬉しい……。
◆洋服の邪魔にならない素材とカラー展開
外出時はタートルネックやマフラーの下に仕込んでしまえば、まわりからは見えません。薄いカイロなので、洋服の下でゴワゴワしにくいところも高評価!
ラベンダーカラーやミルクティーカラーもラインナップしているので、洋服の色に合わせて選んでもいいかもしれません。
ドラッグストアや各種オンラインストア等で購入できるので、寒さが厳しくなる年末年始に長時間屋外で過ごす予定がある人は、チェックしてみてくださいね。
<文/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi