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借家の立ち退きトラブルを巡って大家の住宅に放火したとして、埼玉県警捜査1課は8日、八潮市木曽根、自称アルバイト、高橋鳴美容疑者(54)を現住建造物等放火容疑で逮捕した。「灯油をまいて放火した」「退去を求められており、脅すつもりでやった」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は2024年11月24日午前4時半ごろ、被害者の男性(54)が暮らす同市木曽根の木造2階建て住宅に放火し、全焼させたとしている。
同課によると、高橋容疑者は男性宅の敷地内に入り、東側の壁に灯油をまいてライターで放火。男性宅は4人暮らしで当時は3人が就寝中だったが、爆発したような音で火災に気づき119番した。現場から鉱物油の成分が検出され、防犯カメラの映像などから高橋容疑者の関与が浮上した。
高橋容疑者は、男性宅から約180メートル離れた戸建て住宅を借りて暮らしていた。この物件は老朽化で取り壊しが計画されたが期限を過ぎても立ち退かず、トラブルになっていたという。【田原拓郎】
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